そばもん ニッポン蕎麦行脚 15 (ビッグコミックス) の感想
参照データ
タイトル | そばもん ニッポン蕎麦行脚 15 (ビッグコミックス) |
発売日 | 2014-06-30 |
製作者 | 山本 おさむ |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784091862372 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
収録されているお話は二つなのですが、
特に二つ目の震災後の福島を扱った内容が秀逸です。
原発から比較的離れた(他の県でむしろ原発に近い場所があります)、
会津地方の蕎麦屋さんを中心に、
被災した人々の様々なエピソードが描かれています。
「根拠の薄い話で不安を煽る」「単純な悪役を作って責めたてる」事や、逆に「根拠のない不安に悩む人を嘲る」といった事は注意深く避けられており、
解決しない問題・不安要素のあるなかで、それでも「そこで生きていくと決めること」「どうやって生きていくか」
という事に対する作者の誠実な姿勢に感銘を受けます。
単純に震災での感動エピソード(という物言いがいささか下品なのは承知していますが)としても
面白く読めるものになっていると思います。
続きもののマンガですが、連作短編なので、
この巻だけでも問題なく読めます。オススメです。
特に二つ目の震災後の福島を扱った内容が秀逸です。
原発から比較的離れた(他の県でむしろ原発に近い場所があります)、
会津地方の蕎麦屋さんを中心に、
被災した人々の様々なエピソードが描かれています。
「根拠の薄い話で不安を煽る」「単純な悪役を作って責めたてる」事や、逆に「根拠のない不安に悩む人を嘲る」といった事は注意深く避けられており、
解決しない問題・不安要素のあるなかで、それでも「そこで生きていくと決めること」「どうやって生きていくか」
という事に対する作者の誠実な姿勢に感銘を受けます。
単純に震災での感動エピソード(という物言いがいささか下品なのは承知していますが)としても
面白く読めるものになっていると思います。
続きもののマンガですが、連作短編なので、
この巻だけでも問題なく読めます。オススメです。