(009)産後クライシス (ポプラ新書) の感想

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タイトル(009)産後クライシス (ポプラ新書)
発売日販売日未定
製作者内田 明香
販売元ポプラ社
JANコード9784591136775
カテゴリ暮らし・健康・子育て » 妊娠・出産・子育て » 妊娠・出産 » 一般

購入者の感想

「産後クライシス」って何?
と気軽に読み始めましたが、相当ショックでした。産後からの数年って「夫婦の絆が深まる一番幸せな時代」…と安易に考えていたので。
 
産後に急速に冷めていく夫婦愛。(特に妻が夫に向ける愛が冷める)
子どもが2歳になるまでに夫を愛していると感じる妻は、たった3割になる。しかも夫はその変化に気づかない。シングルマザーになる割合が最も多いのは、実は子どもが0歳から2歳の時期。なぜなのか…

私は、料理も掃除も苦手、来年から全国転勤の総合職で働く女子大生です。「チャンスが合ったら産んじゃえ」くらいに考えていました。読んで、「こりゃ安易に産めない」とつくづく思いました。

 よくよく考えると、出産後の子育ての現場って、今の20代は見たことない人が殆どだと思います。歳の離れた妹も弟もいない。いとこも一人か二人。多くの場合、私たちが持つ出産や新婚生活のイメージは、雑誌やドラマから作り上げた想像の産物です。
この本の良い所は、1時間ちょっとですらすら読める所と、とにかく具体的な所。実体験がなくても、リアルな感情が湧いてきます。
経験したこともないのに、こんなこと、こんな状態で(未来の)夫に言われたら100年の愛も冷めるなあと実感がふつふつ湧きます。

欠点としては、「幸せな新婚生活」というイメージが見事に崩れます。もう少し、夢を見させてほしかった…
見切り発車で子どもを作る若者が減り、少子化に拍車をかけるのでは…

でも読んで良かったです。未来はバラ色ではないですが、読むと覚悟は出来ると思います。ちゃんとコミュニケーションを取れる人と結婚しなきゃダメなんですね…

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