脳研究の最前線(下巻) (ブルーバックス) の感想

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参照データ

タイトル脳研究の最前線(下巻) (ブルーバックス)
発売日販売日未定
販売元講談社
JANコード9784062575713
カテゴリ » ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学

購入者の感想

下巻でも各章を読み進むにしたがい、益々難しくなり私の理解の範疇を越えてくる。
最終章まで何とか読み終わったが、理解できたのは、脳というものが複雑怪奇な世界だという事実だけである。
まー、中原裕之氏の「快楽が脳を創る」の章は面白く読ませてもらった。
動物や人間の実験からドパーミン神経細胞は「快」の入力を与えられた時に強く反応することが知られている。
ようするに、脳に「快」を入力することは、「うれしいこと」であり、「報酬」と考えられるからである。
実際に得られた快、「実際の快」は予測していた快を「予測した報酬」として反応する。
これはドパーミン神経細胞から人間の脳に与える影響からだと理解できる。
例えば教育の面で、先生が叱ってばかりいては生徒は萎縮するばかりだが、褒めて教えることを知っている先生の方が生徒のやる気を促すということなどは今や常識になっている。
藤井直敬氏の「繋がる脳」の章”人工デバイスと脳の共生”などは、理解しやすく書かれていたから面白く読むことができた。
基礎知識に乏しいものでも多少は脳のことを知ることができたような気がする書でした。

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