The Oxford Bookworms Library Stage 2: 700 Headwords: "The Canterville Ghost" の感想

ゴーストが住んでいるというCanterville のお屋敷を買ったOtis一家。
彼らはゴーストなんか全く恐れない一家で
引っ越してきた直後から不気味な現象が起こり始めますが
全く気にしません。
気にしないどころか、なんとか一家を驚かそうと奮闘するゴーストに
子供達がいたずらをしたりして…大変な事に！　　　
表紙の絵柄は、ちょっと怖い感じですが
物語の前半半分は、ghost VS Otis Family のコメディータッチです。
テンポ良く、面白おかしく描かれていて
何度も噴出しそうになしました。　
後半は、ghostの悲しい過去や、お屋敷に現れなければいけない理由などが語られ
ほろりときてしまいました。
前半部分がコメディータッチだっただけに、そのギャップもあり
感動が大きかったのだと思います。
とても、読んで良かったと思った作品です。
随所に当時のアメリカ人の生活や日用品についてや
イギリス人からみたアメリカ人のイメージなどがとってみれて
そういった面でも面白かったです。
読みやすい文章で、難しい単語や表現も出てきません。
ＧＬＯＳＳＡＲＹ（巻末の重要単語の英英辞典）は２ページに渡っていますが
レベル１で出てきたような単語にも、説明が加えてあるので
この本で初めて見るような単語は、ごくわずかだと思います。
語彙700　総語数5504　ＳＳＳ難易度レベルは２です。