Frederic Chopin の感想

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参照データ

タイトルFrederic Chopin
発売日2012-09-18
アーティストKhatia Buniatishvili
販売元Sony Classics
JANコード0886919712926
Disc 1 :Waltz in C-Sharp Minor, Op. 64/2: Tempo giusto
Grave - Doppio movimento
Scherzo
Marche funèbre: Lento
Finale: Presto
Ballade No.4 in F minor, op.52 - Andante con moto
Maestoso
Larghetto
Allegro vivace
Mazurka in A minor, op.17/4 - Lento ma non troppo
カテゴリミュージック » ジャンル別 » クラシック » 交響曲・管弦楽曲・協奏曲

購入者の感想

リストイヤーに照準を合わせたデビュー作から1年。カティア・ブニアティシヴィリの2作目は、初の協奏曲録音を含むショパン集となった。
独奏曲は2012年5月にベルリン・ダーレムのイエズス・クリストゥス教会にてセッション録音。共演にパーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団を迎えた協奏曲第2番は、2011年9月にパリ8区のサル・プレイエルにてライヴ録音。全5曲10トラック、総収録時間71分01秒。
なお本作はエンハンスドCD仕様で、「ワルシャワ〜パリ」と題されたショートフィルムを収録している(PCで視聴可)。したがって前作のような「ボーナスDVD付き限定仕様の後出し」は無いはず。

ブニアティシヴィリは注目度・評価ともに高い奏者で、昨2011年夏のスイス・ヴェルビエ音楽祭でも、「ライジングスター」の特別枠で協奏曲と独奏のプログラムが組まれていた。その模様は映像化されており、ご覧になった方も多いと思う。
私も繰り返し観ているのだが、特に独奏曲ではパワーが勝ち過ぎで、打鍵とペダルワークに粗さが目立つ、いささか騒々しい演奏である。
いっぽう昨年のデビュー作、あるいはクレーメルのトリオ盤での演奏ではそこまでの粗さは無く、豊かなダイナミクスがプラスに作用していたから、これは単にセルフコントロールの問題か、または「夏の音楽祭ならではの盛り上げ」だろうか。
ソロ2作目はそのあたりの確認を含め、興味深く聴いた。

1曲目のワルツ第7番は女性ピアニストでありながらジャン・マルク・ルイサダを凌ぐほどのダイナミック且つ、途切れなく流れるような指の運びと力強さに驚かされました。協奏曲2番では、名指揮者ヤルビィとの息のピッタリと合ったブニャティシビリのソフトなフェザータッチに、日常の感動すら忘れていた小生にとって琴線にブルブル触れる衝撃を受けた作品でした。 

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