BOSCH(ボッシュ) 10.8Vバッテリーライト(本体のみ)[GLI10.8V-LI] の感想

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値段は高いのだが、ポイントは電池の使い回しができる点にある。充電式ドリルを使わないとき、その電池（リチウムイオン）が懐中電灯のエネルギー源になる。ボッシュのドリルについてきた予備の電池などもそのまま大型懐中電灯の電源になる。つまりドリルなど使わないときも電池は有効利用できる、というきわめて合理的な仕組みだ。ただし利用できる電池の型番に要注意。

かんじんの明るさだが、申し分ない。まともに見つめることができないくらいで、昼間の作業中にタンスの隙間に入った釘を捜し出すときにも十分な光量だし、夜中の道を照らすのには十二分すぎるくらい。電球色というよりは蛍光灯に近い青白い光で、それがまた作業などには効率的な明かりとなる。形態はもちごたえのある太めで、重め。ベルトや作業現場に明かりを引っかけるフックが付いていて便利。

日常生活のなかで、ドリルが遊んでいるときや懐中電灯が遊んでいるときなどは多いのだが、こういう使い回しをすることでこちらの罪の意識が軽減される。リチウム電池という資源が合理的に利用されているという意識があるので。日本製品のカメラなどの電池だって遊んでいる期間の有効利用は可能なはずなのだが、なんでそういう器具がないのだろうか？