ゴールドスタンダード 世界一のチームを作ったコーチKの哲学 の感想

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コーチングとは、リーダーシップとは、チームの作り方は、といった
格言めいた構成は控えめにしてあり、2006年の世界選手権から
2008年の北京五輪までの期間の端々での選手とのミーティングや
シーズン中のコミュニケーションがふんだんに盛り込まれており、
コーチ、選手たちの人間性に触れながら
そのやり取りから何が大切であるか気づきを得ることができます。

印象深かったのは、
チーム結成の際にコーチから一方的に提示するのではなく、選手それぞれから
チームとしてのスタンダードを挙げさせそれを遵守していった点です。
特にジェイソンキッドが「時間を守る」と挙げたのが深かった。

コービーがチームに加入する際にコーチKに対して
「対戦相手のエースをディフェンスさせて下さい」と宣言したり
他にもレブロン、ウェイドなど
色々な選手の知られざる一面を知る事ができて満足です。

ロンドン五輪のメンバーにも色濃く受け継がれているスタンダードを
一読して、バスケ観戦に没頭しましょう！