ガリレオの苦悩 (文春文庫) の感想

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参照データ

タイトルガリレオの苦悩 (文春文庫)
発売日2011-10-07
製作者東野 圭吾
販売元文藝春秋
JANコード9784167110130
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

購入者の感想

  ガリレオシリーズ4作目。草薙の部下になる敏腕女性刑事と言う新キャラが登場し、湯川自身に焦点を当てた話が多い短編集。出来としては二作目が突出しており涙腺崩壊ものだが、他はさほど出来は良くなく、総合評価は4としたい。
 科学で推理する趣向のシリーズだが、結局それを使う人間自体が面白いのであって、それが旨く嵌まると2作目のような秀作が生まれる。料理の味に文句は付けるが実は味オンチだとか、ペーパードライバーであるとか、湯川に関していろいろ知られて興味深い。新キャラの女性刑事も含めてキャラミス路線に今後も期待というところだろうか。

ドラマから手に取りました。
ドラマもテンポが良くて好きなのですが、小説の方が面白かったです。
あまりこういう理系のミステリーを読んだことがないので新鮮でした。
長編も読んでみたいと思います。

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