Stink (Book #1): The Incredible Shrinking Kid の感想

Stinkシリーズ
語数　4,973　　　　　　　　　YL 3.0

『Judy Moody』シリーズでも登場した、Judy Moody弟、Stinkを
主人公にしたシリーズの第１作目です。

小学校２年生のStinkはクラスで一番背が低いことを気にしてい
ました。お父さんやお母さんからは牛乳を飲むことや、豆を食べ
ることを勧められ、その通りにしますが、なかなか背は伸びてくれ
ません…。おまけに、お姉ちゃんのJudyがそのことでいつもから
かってくるのです…。

お姉ちゃんから、少しでも背が高く見えるようにと、整髪剤を使って
髪の毛をつんつんにして学校に行った日のこと。クラスのペットと
して飼っているイモリを家に持ち帰って面倒をみて記録をつける
ことになりました。ところが、そこでちょっかいを出してくるのが姉の
Judy。イモリの水槽を洗う際に、イモリが逃げ出し、排水溝の中に
入ってしまったのです…。

翌日、浮かない顔で学校に行くと、担任のMrs Dempsterは優しく
許してくれます。もちろんクラスメイトも。
そして、President’s Dayが迫っていたこの日、宿題で大統領のこと
を調べてくることになりました。

Stinkが選んだ大統領は、第４代大統領のJames Madison。なぜか
って、Stinkの本名はJamesだし、それに、Madison大統領は背が
低いけれど偉業を成し遂げたからです！そして、発表の当日…。

姉のJudy Moddyのやんちゃぶりが目につきますが、きょうだいとは
このようなものかもしれませんね。また、最後の素敵な展開がやっぱ
りいいです。Judy Moodyシリーズと同じ著者、イラストレーターが送る
姉妹編ならぬ「兄弟編」の第１巻をどうぞ。