Nikon 一眼レフカメラ FM10 標準セット(FM10ボディー・Aiズームニッコール35-70mmF3.5-4.8S・カメラケース・ストラップ付) の感想
参照データ
タイトル | Nikon 一眼レフカメラ FM10 標準セット(FM10ボディー・Aiズームニッコール35-70mmF3.5-4.8S・カメラケース・ストラップ付) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | ニコン |
JANコード | 4960759019264 |
カテゴリ | カテゴリー別 » カメラ » フィルムカメラ » 一眼レフカメラ |
Nikon 一眼レフカメラ FM10 標準セット(FM10ボディー・Aiズームニッコール35-70mmF3.5-4.8S・カメラケース・ストラップ付) とは
シンプルにただ写真を撮ることのみを追求したマニュアルフォーカスの一眼レフカメラで現在も生産され続けているものは少なくなってしまった。そういう面から見てもこのFM10はとても貴重な一台である。電池が無かろうが、押せば撮影ができるメカニカルシャッターや、回せばフィルムを巻き上げてくれる機構などは、フルオートのカメラに慣れてしまった身には新鮮に映るかもしれない。自らで思い描いた映像を頭に浮かべながら一つ一つ設定していき、いざシャッターを押す瞬間は、全自動にはない喜びを与えてくれるかもしれない。
そんなマニュアルカメラに「AIズーム35~70mmF3.5~4.8S」レンズを標準装備。このレンズ一本あれば、街を歩きながら思いついて撮るスナップなどには十分である。自分でレンズを回してピントを合わせていると、写真を撮る楽しさを思い起こさせてくれる。これがこのカメラの一番の魅力に違いない。(円道ヒデカズ)
購入者の感想
正直、今の時代に万人が使用するようなカメラではない。デジタル全盛の御時世にフルマニュアルの銀塩に手を出す人間は多くない。しかしそのフルマニュアル銀塩の不便さに少しでも魅力を感じたなら一度手に取ってみてほしい。構図を考え、露出を決めて丁寧にシャッターを切る… 写真を「切り取る」愉しさを味と感じるのなら、ご購入の価値はあるはずだ。造りがシンプル故、初心者でもフィルムを数本取ってる間に手に馴染んでくること受け合いだ。