旅の極意、人生の極意 の感想
参照データ
タイトル | 旅の極意、人生の極意 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大前 研一 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062129688 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
大前さんの逸話で特に好きなのは、MITの試験で落とされて人生を開眼した話(パワーアップして翌年に学位取得。MITの教育力は凄い)、学生時代に添乗員をされた話です。本書では後者が詳しく述べられています。「条件別の高確率」を察知する(外人の観光案内は高収入)。その条件を満たす努力(通訳案内業資格を取る。感謝されるガイドのやり方を工夫する等)をする。それは「人生の極意」でしょう。非常に価値あるエピソードです。旅の極意のルーツは、小6の一人旅(横浜−小倉)のようです。父からの課題(急行の停まる駅名、周辺の注目すべき地理、それらが車窓からどう見えるか鮮明に説明できるようになれば旅費を出そう)。現代の親は、おそらく無条件に旅費を出す。豊富な食べ物と携帯やゲーム機を持たせて送り出すのでは。
お勧めの旅の中で、オーストラリアの海岸線砂浜を走る旅、クストーの「沈黙の世界」に匹敵するパラオの海の2つは非常に魅力的です。「旅の極意」は「時計が(心地良く)止まる」こと。これは共感できます。であれば、高価な旅でなくてもできます。山里深い奥多摩で、源流のせせらぎを聴き、流れる雲を見ても極意は共通しています。大前さんの旅の極意を参考に、人それぞれの旅が展開できそうです。
お勧めの旅の中で、オーストラリアの海岸線砂浜を走る旅、クストーの「沈黙の世界」に匹敵するパラオの海の2つは非常に魅力的です。「旅の極意」は「時計が(心地良く)止まる」こと。これは共感できます。であれば、高価な旅でなくてもできます。山里深い奥多摩で、源流のせせらぎを聴き、流れる雲を見ても極意は共通しています。大前さんの旅の極意を参考に、人それぞれの旅が展開できそうです。