農家が教える光合成細菌とことん活用読本―肥料に、堆肥に、土壌・水質改善に の感想

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参照データ

タイトル農家が教える光合成細菌とことん活用読本―肥料に、堆肥に、土壌・水質改善に
発売日販売日未定
販売元農山漁村文化協会
JANコード9784540122248
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 農学 » 作物栽培

購入者の感想

「現代農業」という雑誌の光合成細菌関連記事を集めた別冊を本にしたもので、学者先生の光合成細菌とは何かという解説が少しと、農家や畜産業の方の個別事例(バクテリアの培養法と利用法)が多数収録されている。また、2ページほどだが光合成細菌と共生して相乗効果を生むとされるバチルス属菌(納豆菌もその一種)の培養法の記事もある。 実際、光合成細菌を成分に謳っている資材数種を入手して本書にある培養レシピで拡大培養を試み、あっさり成功した(光合成細菌は増殖でカロテノイドを生産するので培養液が赤くなって判りやすい)。 さて肝心の農作物への効果だが、現在は黄色カリフラワーの発色向上を確認している。本書をよく読むと、魚粕や鶏糞をバチルス属菌などの分解力が高い菌と光合成細菌とである程度発酵させて施用している例が多いようである。培養と利用をはじめて1年半の現在の感想:やはり培養は簡単。梅酒用のガラス瓶で、8割くらい使ったら培養液を継ぎ足して半月ほど放置→赤くなって完成、の繰り返し。培養液の窒素成分量は化成肥料の数%、それを数百倍に薄めて利用する。いくつかの品目や作型で予想外の多収や大型化などを見ることがあり、まだ使い方を会得していないながらこの資材の可能性を感じている。

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農山漁村文化協会から発売された農家が教える光合成細菌とことん活用読本―肥料に、堆肥に、土壌・水質改善に(JAN:9784540122248)の感想と評価
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