幸せがずっと続く12の行動習慣 の感想
参照データ
タイトル | 幸せがずっと続く12の行動習慣 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ソニア・リュボミアスキー |
販売元 | 日本実業出版社 |
JANコード | 9784534049254 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
みなさんに絶賛されてるように、すばらしい本だったと思います。
一つ思ったのが、意外と「だからどうすれば?」と思うことも多々あり、
自分なりの咀嚼が必要で、受身な読み方だと何も変わらないなと感じました。
(どの本にも言えることなのですが・・・)
一つ思ったのが、意外と「だからどうすれば?」と思うことも多々あり、
自分なりの咀嚼が必要で、受身な読み方だと何も変わらないなと感じました。
(どの本にも言えることなのですが・・・)
ポジティブ心理学テンプルトン賞を受賞した第一線の研究者リュボミアスキーが「科学的に幸せになる方法」を解き明かします。一般向けですが浮ついた所がなく証拠のみに依拠して提言する姿勢を貫いています。同出版社で先行して翻訳されたポジティブ心理学の本「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」が「幸福感の恩恵」に大きな重点を置くのに対して、本書は最初から最後まで「幸せになる方法」に集中していて、より実践的。
「幸せを増進する十二の活動」に一章ずつを割り当てる、というシンプルで分かりやすい構成です。
1 感謝の気持ちを表す
2 楽観的になる
3 考えすぎない、他人と比較しない
4 親切にする
5 人間関係を育てる
6 ストレスや悩みに対抗策を練る
7 人を許す
8 熱中できる活動を増やす
9 人生の喜びを深く味わう
10 目標達成に全力を尽くす
11 内面的なものを大切にする
12 身体を大切にするー瞑想と運動
処方箋にそれほど新奇性はありませんが、科学的に有効性が確認されたのは大変有意義なこと。納得のうえで意識的に続けることで大きな違いが生まれるでしょう。「幸せに王道なし」です。
個人的に特に参考になったのは、社会的比較に関する著者の初期の実験です。次のようなパターンが確認されました。
「最も幸福な人々は、他人の成功から喜びを得ることができ、他人の失敗を目の当たりにしたときは心づかいをする。
しかし不幸な人々は、同僚の業績や成功を喜ばずに意気消沈し、同僚の失敗や没落を目の当たりにすると、同情せず安堵する。」
自分が幸せになる上で他者の幸せに関心をもつことが非常に大切と思いました。0
「幸せを増進する十二の活動」に一章ずつを割り当てる、というシンプルで分かりやすい構成です。
1 感謝の気持ちを表す
2 楽観的になる
3 考えすぎない、他人と比較しない
4 親切にする
5 人間関係を育てる
6 ストレスや悩みに対抗策を練る
7 人を許す
8 熱中できる活動を増やす
9 人生の喜びを深く味わう
10 目標達成に全力を尽くす
11 内面的なものを大切にする
12 身体を大切にするー瞑想と運動
処方箋にそれほど新奇性はありませんが、科学的に有効性が確認されたのは大変有意義なこと。納得のうえで意識的に続けることで大きな違いが生まれるでしょう。「幸せに王道なし」です。
個人的に特に参考になったのは、社会的比較に関する著者の初期の実験です。次のようなパターンが確認されました。
「最も幸福な人々は、他人の成功から喜びを得ることができ、他人の失敗を目の当たりにしたときは心づかいをする。
しかし不幸な人々は、同僚の業績や成功を喜ばずに意気消沈し、同僚の失敗や没落を目の当たりにすると、同情せず安堵する。」
自分が幸せになる上で他者の幸せに関心をもつことが非常に大切と思いました。0