ハルロック(2) (モーニング KC) の感想

　電子工作女子の日常を描いた西餅先生の漫画「ハルロック」の第2巻が出まして、私も1巻に続いて読みました。

　電子工作がもっと普及すれば、自分が奇異の目で見られる事も無くなるのではないかと考え、晴は知人などの要望や困り事を電子工作で解決しようという布教活動を始めまして、デート実現装置や、留守中の猫の行動をツイッターで知らせてくれる装置などを作るのですが、この巻では他にもキャラクターの設定や性格を掘り下げる話も収録されてます。
　うに先輩の早熟ぶりや六君の変態ぶり（笑）はもちろん、佃君の真面目そうな風貌（実際中身もほとんどイメージ通りなんですけど）からは考えられない食欲と食べ物への執着、彼に対する小松さんの恋心や困惑など、見ていて思わず笑っちゃいます。本人は至って真剣なのに、て言うか真剣なだけに一層なんでしょうかね（苦笑）。
　まあそんなわけで電子工作だけでなく、話が進むにつれて徐々に変化していくキャラクターの人間関係など、見所は色々ありますので、これからも温かく見守っていこうと思います。