経済学と経済学に必要な数学がイッキにわかる!! の感想
参照データ
タイトル | 経済学と経済学に必要な数学がイッキにわかる!! |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 石川 秀樹 |
販売元 | 学習研究社 |
JANコード | 9784053028983 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 |
購入者の感想
経済学の入門書として定評のある「経済学入門塾」の著者による、経済数学の解説書。四則演算から始まり、関数、微分・偏微分、単利・複利、割引現在価値を経て、最終的には平均・分散・相関係数までカバーしており、経済学というよりは証券アナリスト試験の範囲に沿った内容。本書の最大の特色は、これまで経済数学に必須とされてきた「線形代数」「確率」をばっさり割愛している点にある。経済数学の書籍としては賛否分かれるところだが、入門書としてはこういう手法もアリだと個人的には思う。むしろ、タイトルこそ「入門」と銘打ってるものの超難解な書籍に比べると、文系学生が抱きがちな苦手意識を払拭せんとする誠実な姿勢がうかがえる。中学・高校の数学から永らく遠ざかっていた社会人・文系学生には、第一冊目として文句無くオススメ。
ただし、ファイナンス数学の基礎の基礎は本書だけでも身に付くものの、経済学までイッキに分かる!とまではいかないのが現実(汗)。経済学については、本書を攻略次第、速やかに定評ある基本書に移るのが賢明である。0
ただし、ファイナンス数学の基礎の基礎は本書だけでも身に付くものの、経済学までイッキに分かる!とまではいかないのが現実(汗)。経済学については、本書を攻略次第、速やかに定評ある基本書に移るのが賢明である。0