希望としてのがん看護―マーガレット・ニューマン"健康の理論"がひらくもの の感想
参照データ
タイトル | 希望としてのがん看護―マーガレット・ニューマン"健康の理論"がひらくもの |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 遠藤 惠美子 |
販売元 | 医学書院 |
JANコード | 9784260331524 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 社会・政治 |
購入者の感想
希望としてのがん看護―マーガレット・ニューマン"健康の理論"がひらくもの絶望的な末期がん患者とどう向き合うか、真に患者の立場に立って追求した看護の本である。「看護の真髄は、クライエントが辛いがん体験の真っ只中にあっても自己存在の「意味」を見出すのを助けることが可能な、クライエントとのパートナーシップの下でのダイナミックなケアリングのプロセスそものにある」というニューマンの言葉をそのままに実践に移した著者の看護の実際には人生の意味を改めて考えさせられる。「辛いがん体験にもクライエント自身が意味を見つけることができるように、ナースはクライエントや家族に向き合うのである」と著者は言うが、看護師のみならずあらゆる人々に読んでもらい「死」の意味を考えてもらいたい本である。