２時間で学ぶ原発・電力の大問題 角川oneテーマ21 の感想

2011年3月11日に発生した東日本大震災から原発・電力に関するニュースが大幅に増えました。しかし新聞を含む報道で書かれている内容を100％理解するには難解な用語が溢れて一体何がいいたいのかわからない、そんな経験があるのではないでしょうか。本書は問題となった原発・電力に関する時代背景や用語解説、さらに将来的なエネルギー問題まで1つ1つ簡潔にまとめられており、非常に興味深く読むことが出来ました。わかりやすい言葉で書いてあるので、タイトルが示しているように2時間で読めてしまう内容です。また、新聞を横に本書を置いて降りて辞書代わりに活用することもできる内容となっています。（巻末に索引がないのが惜しいところですが・・・）まさにタイムリーな本ではないかと思います。
新聞の記事を理解する上で本書を一読することをおススメします。