HTTPの教科書 の感想

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仕事でＷｅｂシステムを使う人で、仕組みにイマイチ弱い、という人にはお勧めです。
ただ、何回も読むような本ではないことも確か。
たまに確認するための本、みたいな。
常にＷｅｂシステムを構築している人、みたいな強者には不要な本かも。
たまにＷｅｂシステム絡みで何か仕事をする、というような人向けかも。
ＨＴＴＰが何か、どういう仕組みで動いているか、という点を簡単に判りやすく理解するのに向いている本だと
思います。

Web開発をするうえで、HTTPの理解は基礎中の基礎です。
ですがWebフレームワークが便利な昨今、何とか日常の開発業務を行う分には、基礎がなくても
HTTPのステータスコードをググってれば何とかなってしまう(レベルの低い)現場もあるのが現状。

とはいえ、うっかり新人に適当なこといっては、後で恥をかくことになります。
手っ取り早く学べる本書を通読しておけば、そんなこともなくなるでしょう。

もうすこし本格的な書籍としては「Webを支える技術」や「マスタリングTCP/IP 入門編」の方がおすすめですが
Web開発に最低限必要な知識としては本書の方が手っ取り早くて読みやすいです。