Strauss: Eine Alpensinfonie and Symphonia Domestica in Full Score の感想
参照データ
タイトル | Strauss: Eine Alpensinfonie and Symphonia Domestica in Full Score |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Richard Strauss |
販売元 | Dover Publications |
JANコード | 9780486277257 |
カテゴリ | Formats » Sheet Music & Scores » Composers » Strauss, Richard |
購入者の感想
アルプス交響曲のスコアはロイカルトのものを持っていましたが、バラけてしまいました。綴じがお粗末なんですね。家庭交響曲はオイレンブルクのものでしたが、いくつかのパートをまとめ書きしてあるために、5腺譜の段数は少なくて観易いものの、大オーケストラ全体の動かし方がよく分かりませんでした。
それでこの品を買って、満足しています(でも、表紙のデザインが変わったなあ)。
それにしても、スコアを読めば読むほど、シュトラウスという人、大変な技量の持ち主だったんだと実感させられます。へえ、こんなことをやっている、あんなこともできるんだという驚きが、主題、和声、構成、楽器法、いたるところに見出せて、しかも憎いことに、さして大変そうでもなく軽々とやっているみたいなところがあって、バッハ以来のドイツ・オーストリアの巨大な音楽の伝統を閉じるにふさわしい才能だったんだと、あらためて感服するばかり(申し上げておきますが、マーラーから新ウィーン学派、それにヒンデミットたちはドイツ音楽というよりは20世紀ヨーロッパ音楽に位置づけた方がしっくりするよう気がするんです。彼らを軽んじる気など、毛頭ありません)。スコアを観ることにはいろいろな意義があろうかと思いますが、楽しいという点では、シュトラウスのものはぴか一です。皆様もぜひどうぞ。
それでこの品を買って、満足しています(でも、表紙のデザインが変わったなあ)。
それにしても、スコアを読めば読むほど、シュトラウスという人、大変な技量の持ち主だったんだと実感させられます。へえ、こんなことをやっている、あんなこともできるんだという驚きが、主題、和声、構成、楽器法、いたるところに見出せて、しかも憎いことに、さして大変そうでもなく軽々とやっているみたいなところがあって、バッハ以来のドイツ・オーストリアの巨大な音楽の伝統を閉じるにふさわしい才能だったんだと、あらためて感服するばかり(申し上げておきますが、マーラーから新ウィーン学派、それにヒンデミットたちはドイツ音楽というよりは20世紀ヨーロッパ音楽に位置づけた方がしっくりするよう気がするんです。彼らを軽んじる気など、毛頭ありません)。スコアを観ることにはいろいろな意義があろうかと思いますが、楽しいという点では、シュトラウスのものはぴか一です。皆様もぜひどうぞ。