AC 10A/ 90V-250V デジタル温度調節器 コントロール デジタルサーモスタット -50℃~110℃ MH1210W の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

中国からの発送なので日数を要し、日本に着いてから荷物の追跡不可能で、いつ配達となるわかりませんでしたが、品物は期待どおりでした。
カスピ海ヨ－グルトをつくる温度管理用として注文しました。スロークッカーに水を入れヨーグルト瓶に温度センサーを輪ゴムでまいてつくっています。
たくさんレビューがあったので配線や設定方法などとても参考になりました、温度補正は、水と氷の混在の０℃で行いました。約２℃の補正でした。
百均で購入していた50cmの延長コ－ドを使い、一方のコードの中間を２分岐するのにも以前百均で購入していた接続コネクター(写真の青)を使っただけです。配線は写真をご覧下さい。容器はなつかしい3.5インチフロッピーディスク１０枚収納のプラスチックケースです。奥行きが狭いので、前面の表示部分を外に出すためにドリルで穴を連続的にあけ、ニッパーで切断後やすりで仕上げました。

中国製にありがちな樹脂が安っぽい作りです（この点だけマイナス）。でも機能には問題はないようです。
STC-1000の下位互換品とでもいえばいいでしょうか、商品画像のとおりスイッチングは１つだけです。
通常はHeatとして使えばいいですが冷蔵などではHC設定でCoolのCにすればon-off逆転で使えます。
スイッチング２つ同時で使う人は稀だと思うのでこれで充分使えるはずです。
説明書にも書いてありますが、STC-1000の設定表示がＦ１~Ｆ４などと分かりにくい表示に対し
この商品はHC,d,LS,HS,PU,CA,ATなど略語表示で覚えやすいです。
CAのキャリブレーションで正確なアナログ温度計などに合わせて誤差を初期調整をします（１~２度誤差がありました）。
その後は非情に反応も良く正確に機能しています。ヨーグルト発酵で４３度でdの許容範囲0.3度で試しました。
他に冬でのピザ生地発酵（３０度くらい？）、フライドポテトの下ごしらえ（７７度）にも使う予定です。
ヒーターは湯煎で熱帯魚用の１５０w（NHR-051）を使用しています。もっと高出力な投げ込みヒーターでもいいでしょう。
電源用延長コード（0.75m）、化粧箱（蓋が立てられる透明ケース）など１００円ショップ（キャンドゥ）で購入。
二股になる配線を繋ぐのはハンダ付けとビニールテープで充分です（差込形コネクターは使いにくくて不向き）。
ヒーターなど全て組み立てて送料込みで総額３３２８円かかりました。他に湯煎する容器を考えると割高で手間がかかります。
タッパー類の穴あけは熱した針金かハンダゴテで大まかに穴を開けてから縁をカッターなどで削ぐように切ります。
ヤスリはささくれが出るので面倒です。最初からカッターで貫通させようとすると亀裂が入るのでダメです。
ヨーグルトメーカーは安いのは８ｗしかなくて温度も調整できないのや温度ムラもありそうなので自作にしました。
何と言っても自作は応用が無限なので多趣味な人にはお勧めです。ですが時間のない方は既製品をお薦めします。

　１m3くらいの空間の温度調節に８００Ｗのヒーターをon,offさせています。
　これまではバイメタルでの温度調節器を使っていたのですが、反応が遅いし何よりもその容器を開いて温度調節をしなければなりませんでした。
　外から内部の温度を見つつ調節したいものと思っていました。
　金額をタップリ出せば国産メーカーのものが沢山あるんですが・・・それじゃあ面白くありませんよね。
　他社の製品２台に失敗しましたが・・・“三度目の正直”今回のデジタルサーモスタットくんは正確に作動してくれています。
　取扱説明書は英語なんですが─２，３か所だけが必要なんで、十分理解することができます。
　使い始めて２０日ほどで梅雨明けで暑くなって、使用することがなくなっていますが、秋からはまた働いてもらいます。
　冬季の内外の温度差の大きい時期に入ると、本当の有難さが分かるのかも知れませんね。