中級ドイツ語のしくみ の感想
参照データ
タイトル | 中級ドイツ語のしくみ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 清野 智昭 |
販売元 | 白水社 |
JANコード | 9784560066539 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » ドイツ語・ゲルマン諸語 » ドイツ語 |
購入者の感想
著者はNHKラジオ講座の講師をされていますが、その放送での分かりやすい説明の語り口をそのままにドイツ語文法の要点・難点・面白い点をどんどん読み進めることが出来ます。
「中級」とありますが、ちょっとやったことがあるという程度の人でも大丈夫です。私自身、学生時代に「理系だから」というだけの理由でドイツ語を選択していたものの、苦手意識が抜けないままに卒業してXX年、それでも楽しんで読めましたから。特にいろいろな表現で、「そういう言葉の並びは可能だが、そうは言わない」のは何故かという説明に納得させられるものが多かった。
ラジオのテキストなどで垣間見せる言語間比較や音声学を元にした説明には感心していましたが、この本でも難しい背景は別として、その成果だけを楽しむことができます。
コラムで取り上げたユニークな視点の中では、「標準日本語では不可能だが熊本弁なら可能」な表現を用いて文法事項を説明したものが特に興味深く読めました。
ドイツ語学習書に限らず、同じ著者の別の分野の作品も読んでみたいと思わせる本でした。
「中級」とありますが、ちょっとやったことがあるという程度の人でも大丈夫です。私自身、学生時代に「理系だから」というだけの理由でドイツ語を選択していたものの、苦手意識が抜けないままに卒業してXX年、それでも楽しんで読めましたから。特にいろいろな表現で、「そういう言葉の並びは可能だが、そうは言わない」のは何故かという説明に納得させられるものが多かった。
ラジオのテキストなどで垣間見せる言語間比較や音声学を元にした説明には感心していましたが、この本でも難しい背景は別として、その成果だけを楽しむことができます。
コラムで取り上げたユニークな視点の中では、「標準日本語では不可能だが熊本弁なら可能」な表現を用いて文法事項を説明したものが特に興味深く読めました。
ドイツ語学習書に限らず、同じ著者の別の分野の作品も読んでみたいと思わせる本でした。