操の護り: 御広敷用人 大奥記録(七) (光文社時代小説文庫) の感想
参照データ
タイトル | 操の護り: 御広敷用人 大奥記録(七) (光文社時代小説文庫) |
発売日 | 2015-01-08 |
製作者 | 上田 秀人 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334768638 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
今回の「操の護り」の中で、竹姫を護る 「袖」 が、見せ場というか、わき役として魅力的に取り上げられています。
「袖」が、大宮玄馬と近い将来夫婦になってほしいと思わずにはおられないキモのばめんです。
玄馬が大奥に入る袖を送り出す一番大切な場所で、玄馬が袖の肩に後ろから手をかけるのですが、いつの間にか(何の脈絡も無く)向き合って見つめあっているように書かれており、違和感がぬぐいきれないのです。
もう一つ、太郎が竹姫を襲うのを 袖 が、鮮やかにしとめる一番の見せ場は、読んでいて情景が浮かび、引き込まれて、時間を忘れるほどです。
ところが、天井裏の忍者の立ち位置が処理されていないのです。竹姫を監視し太郎が襲ってくることは、打合せ済なのに、聡四郎が知らせるまで吉宗は、詳細を知っていない。
この違和感!
表紙の挿絵の間違いをどなたかが指摘しておられましたが、編集担当者の質が落ちているのでしょうか?
次回作も購入したいと思っていますが、出版までに読み直しと点検をお願い申し上げます。
「袖」が、大宮玄馬と近い将来夫婦になってほしいと思わずにはおられないキモのばめんです。
玄馬が大奥に入る袖を送り出す一番大切な場所で、玄馬が袖の肩に後ろから手をかけるのですが、いつの間にか(何の脈絡も無く)向き合って見つめあっているように書かれており、違和感がぬぐいきれないのです。
もう一つ、太郎が竹姫を襲うのを 袖 が、鮮やかにしとめる一番の見せ場は、読んでいて情景が浮かび、引き込まれて、時間を忘れるほどです。
ところが、天井裏の忍者の立ち位置が処理されていないのです。竹姫を監視し太郎が襲ってくることは、打合せ済なのに、聡四郎が知らせるまで吉宗は、詳細を知っていない。
この違和感!
表紙の挿絵の間違いをどなたかが指摘しておられましたが、編集担当者の質が落ちているのでしょうか?
次回作も購入したいと思っていますが、出版までに読み直しと点検をお願い申し上げます。
表紙絵中央の、忍の太ももを断った場面は、p.79の『入江無手斎が大きく体を回すようにして左手の太刀を振るった。片手の薙ぎは伸びる。そのうえ、体を回すようにして左肩を八手へ向けて入れたのだ。入江無手斎の一撃は、八手の左足を太股から断った。』ではないかと思うのだが、無手斎にしては若すぎるし、おまけに右手で太刀を振るっている。私の読み違いかね?
内容はまさに「おもろくなってきた」というところ。☆5つでもいいんだけど・・・・。
内容はまさに「おもろくなってきた」というところ。☆5つでもいいんだけど・・・・。