人生計画の立て方 の感想

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参照データ

タイトル人生計画の立て方
発売日2013-12-20
製作者本多 静六
販売元実業之日本社
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

端的に言えば、『私の財産告白』を読んだ時ほどの衝撃や感動はなかった。もちろん、人生計画の練り方・学校選択・職業選択など、現代でも往々にして問題となる事柄について、参考になる部分もあった。だが、いかんせん、執筆当時と現代の時代背景があまりにも違いすぎて、本書の読み方には注意を要すると思う。

例えば、「私はできる限り商業高等、工業高等、その他農業、水産、鉄道等、職業教育の特色をもった所を選びたい。そうして、大学に進むにしても、医学、薬学、理工学等いがいが、二カ年で終わる短期大でよろしいと思う」とあるが、専門学科の就職が4割程度・短大廃止・大卒求人の増加が相次ぐ現代では、言葉通りに受け取るのは避けたい。また、配偶者の条件に「血統が純潔であること」を挙げているが、優生学的発想の名残であろうし、現代に適用すれば時代錯誤や差別のそしりを免れないだろう。その他、媒酌人の心得や未亡人の再婚などは、もはや参考にならない。

現代社会にも通用する部分もいくつかは存在するのだが、『私の財産告白』に比べると、内容や説得力はどうしても見劣りする。少なくとも、本書を読む時には、当時の時代背景と現代の社会状況を踏まえた上での取捨選択が必要になると感じた。『私の財産告白』を読まれた方なら、あえて手に取る必要はないと思う。

本田健氏、岡本吏郎氏などが絶版だけどといいつつ、
薦めていた本田静六氏の3部作が
復刊されました。
東大教授でありながら、莫大な財産を築いた氏の「計画」について書かれています。
私が特に共感したところは、
人生を4期に分けてそれぞれの期で、何をなすべきかを明確にしていくという考え方です。
  
一期=教練期20歳まで
人間らしく働くための準備
 
二期=勤労期65歳まで
専門の職務を通じて、学問のため国家社会のために働き抜くこと
三期=奉仕期85歳まで
お礼奉公に勤める
四期=楽浪期120歳以上
晴耕雨読の晩年を楽しむ。
過去には戻れませんが、今後をどう生きていくかの計画を立てる参考になりました。
良い本に出会えました。

仕事の選び方、取り組み方、

結婚について、・・・老後の隠居のしかた

財産分与のしかたについてなど、

ありとあらゆることについて述べられています。

人生を山登りにたとえて述べているところは、

オーソドックスであり、大切な部分だと感じました。

1.自分自身に適した道を選ぶ
2.コース変更をしない
3.不用品を背負わず軽装で
4.急がず、止まらず、怠らず
5.途中も楽しんで
6.食事は腹八分
7.無駄道、寄り道をしない
8.急がば回れの時もある
9.近道、裏道を選ばない0

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