話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫) の感想
参照データ
タイトル | 話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 長尾 剛 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569665825 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
以前から気になっていた西郷さんの遺訓。まともに読んだら多分理解しきれないのでこの本は解りやすくてとても良いです(まだ全部読んでませんが)どんな考えをもっていたのか知りたかっただけでしたが、非常に素晴らしい考え方に惚れ惚れ感動してしまいました。経営者とか人の上に立つ人は是非とも読むべき。(個人的感想です)
なぜ自分が打ち立てた新政府に反発して、最後に自刃した西郷さんがこれほどまでにみんなに愛されているのか、以前はよくわからなかった。しかし、いろいろな書物を読むごとに彼の愛すべき性格を知るようになり、今では私も好きな歴史人物の中の一人となっている。
その西郷さんが弟子たちに言い残した至言の数々を、後日まとめたものが「西郷南州翁遺訓」。それを口語でわかりやすく解説してくれたのが本書である。
そして、なんと驚いたことにこの本をまとめたのは薩摩藩邸焼き討ちで薩摩藩の敵であり、幕府側にあった庄内藩の人たちが明治になってまとめたというのだ。戦後、庄内藩の人たちは徳川を守って立派だったと西郷は誰一人として切腹させず、庄内藩の人たちは西郷に逆に敬愛の念を持つようになった。
そうして編まれた「西郷南州翁遺訓」。
現代にも通ずる普遍の原理である。
その西郷さんが弟子たちに言い残した至言の数々を、後日まとめたものが「西郷南州翁遺訓」。それを口語でわかりやすく解説してくれたのが本書である。
そして、なんと驚いたことにこの本をまとめたのは薩摩藩邸焼き討ちで薩摩藩の敵であり、幕府側にあった庄内藩の人たちが明治になってまとめたというのだ。戦後、庄内藩の人たちは徳川を守って立派だったと西郷は誰一人として切腹させず、庄内藩の人たちは西郷に逆に敬愛の念を持つようになった。
そうして編まれた「西郷南州翁遺訓」。
現代にも通ずる普遍の原理である。
西郷隆盛は、形あるものを自ら書き残していないそうだ。
本書は、西郷さんから口伝されたものを書き起こした「西郷南洲翁遺訓」を口語訳したもの。
いま、もし西郷隆盛が生きていたら、迷わず師事したい。
そう感じる内容でした。
明快な信念をもった人物にふさわしく、本書は
非常に分かりやすい言葉で書かれていて、内容はまじめで重いのに非常に読みやすい。
この本に書いてあることを、もう少し公共教育に取り入れるのもよいんじゃないかと
思いました。
西郷さんの人柄がよく表れていて、もっと、西郷隆盛という人について知りたくなりました。
ということで
より西郷さんを知るために、つぎは原著を読んでみようと思います。0
本書は、西郷さんから口伝されたものを書き起こした「西郷南洲翁遺訓」を口語訳したもの。
いま、もし西郷隆盛が生きていたら、迷わず師事したい。
そう感じる内容でした。
明快な信念をもった人物にふさわしく、本書は
非常に分かりやすい言葉で書かれていて、内容はまじめで重いのに非常に読みやすい。
この本に書いてあることを、もう少し公共教育に取り入れるのもよいんじゃないかと
思いました。
西郷さんの人柄がよく表れていて、もっと、西郷隆盛という人について知りたくなりました。
ということで
より西郷さんを知るために、つぎは原著を読んでみようと思います。0