血圧は下げられる、降圧剤は止められる ~心臓血管外科医の高血圧管理術~ (ワニブックスPLUS新書) の感想
参照データ
タイトル | 血圧は下げられる、降圧剤は止められる ~心臓血管外科医の高血圧管理術~ (ワニブックスPLUS新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 坂東 正章 |
販売元 | ワニブックス |
JANコード | 9784847060656 |
カテゴリ | 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 家庭療法・医学 » 高血圧 |
購入者の感想
著者のクリニックでは、管理栄養士も加わって食事指導ではなく相談を行なっているが、他院では積極的に行われない。
医師は栄養学については無知で、適切な運動を指示できる医師も少ない上、時間が取れないが、診療報酬を著者の院のように初回1時間、再診で30分もかけて行なえるほど診療報酬点数は付いておらず(管理栄養士への点数は極めて低い)、やればやるほど赤字になるからだ。
故に問診と投薬の診療に経営面でも誘導されていくのだが、著者が行なっているような管理栄養士と健康運動指導士の資格を持つ看護師による相談を併用し、血圧が下がれば投薬自体を中止する方法は、確実に効果がでるし、減量効果もある。
50歳から生涯血圧降下剤を飲み続けた場合の料金シュミレーションもあり、ノルバスクで男性70万・女性80万、ブロプレスで161万/193万足す、それぞれ診察費・処方箋料・調剤薬局の薬剤処方料がかかる。
その他にも毎月1回高血圧教室やダイエット教室でのフォローもある。
ここでは患者さん同士の交流もあろうし、アトピーの子をもつ保護者会で、良くなっている先輩保護者が、新しい保護者の不安な気持ちを癒している例や、断酒会等患者さん同士のつながりでも見られるように、そのような会は、対医療者だけでは解決しにくい問題をサポートしている。
こんな事ができるのは、やっている医療機関が少ないので、商圏が広く、徳島なので地価も安いので、贅沢に患者さん向けの部屋を広く取れる事と、木造や備品に至るまで凝った志向を著者が持っているからだろう。
羨ましい限りである。
血圧を下げる5つの習慣は、
減塩(6g/日未満)、適正体重の維持(BMI25未満)、アルコール摂取量の制限、禁煙、運動(スロージョギング)。
減塩について、アンパンでも0.7g、クリームパンで0.9gの塩分が含まれるとは、驚く読者も多かろう。
6gを知る為の方法は2点。
食塩相当量=ナトリウム×2.54÷1000(但しナトリウム表示がないと使えない)
医師は栄養学については無知で、適切な運動を指示できる医師も少ない上、時間が取れないが、診療報酬を著者の院のように初回1時間、再診で30分もかけて行なえるほど診療報酬点数は付いておらず(管理栄養士への点数は極めて低い)、やればやるほど赤字になるからだ。
故に問診と投薬の診療に経営面でも誘導されていくのだが、著者が行なっているような管理栄養士と健康運動指導士の資格を持つ看護師による相談を併用し、血圧が下がれば投薬自体を中止する方法は、確実に効果がでるし、減量効果もある。
50歳から生涯血圧降下剤を飲み続けた場合の料金シュミレーションもあり、ノルバスクで男性70万・女性80万、ブロプレスで161万/193万足す、それぞれ診察費・処方箋料・調剤薬局の薬剤処方料がかかる。
その他にも毎月1回高血圧教室やダイエット教室でのフォローもある。
ここでは患者さん同士の交流もあろうし、アトピーの子をもつ保護者会で、良くなっている先輩保護者が、新しい保護者の不安な気持ちを癒している例や、断酒会等患者さん同士のつながりでも見られるように、そのような会は、対医療者だけでは解決しにくい問題をサポートしている。
こんな事ができるのは、やっている医療機関が少ないので、商圏が広く、徳島なので地価も安いので、贅沢に患者さん向けの部屋を広く取れる事と、木造や備品に至るまで凝った志向を著者が持っているからだろう。
羨ましい限りである。
血圧を下げる5つの習慣は、
減塩(6g/日未満)、適正体重の維持(BMI25未満)、アルコール摂取量の制限、禁煙、運動(スロージョギング)。
減塩について、アンパンでも0.7g、クリームパンで0.9gの塩分が含まれるとは、驚く読者も多かろう。
6gを知る為の方法は2点。
食塩相当量=ナトリウム×2.54÷1000(但しナトリウム表示がないと使えない)
毎日毎日毎日、薬を飲み続けることに不安を覚えて何軒か病院に行ったものの、結局飲み続けて1年。
そんな時にこの本を読んで、高血圧の薬を飲まなくてもいいという医者がいるのかと驚きました。
(本書でも必要な場合は薬をすすめるということでしたが)
これまでの自分の生活が血圧をあげているのだから、薬で数値だけを下げても根本は変わっていないということ。
考えてみれば当たり前の話だけど、何もしないまま薬をやめたいというのは虫のよすぎる話なんだなと思いました。
この本を読んで、血圧をあげている根本原因を変えれば自分もやめられるのかも、と勇気をもらいました。0
そんな時にこの本を読んで、高血圧の薬を飲まなくてもいいという医者がいるのかと驚きました。
(本書でも必要な場合は薬をすすめるということでしたが)
これまでの自分の生活が血圧をあげているのだから、薬で数値だけを下げても根本は変わっていないということ。
考えてみれば当たり前の話だけど、何もしないまま薬をやめたいというのは虫のよすぎる話なんだなと思いました。
この本を読んで、血圧をあげている根本原因を変えれば自分もやめられるのかも、と勇気をもらいました。0