Music Maker MX2 ガイドブック付き の感想

ボカロの編曲をする為に購入しました。
操作がわかりやすいので完全な初心者でもループだけで簡単に曲を作る事ができます。
レビューによく落ちると書いてあるのを見かけましたが自分の環境では2ヶ月で5回程です。
負荷の高い作業をしているとたまに落ちる程度なので保存しながら進めていれば問題ありません。
また、強制終了した場合には次回起動時に自動的にバックアップされている箇所から始めるか、自分で保存した場所からはじめるか選ぶ事ができるので落ちるのに関してはあまり心配しなくていいと思います。
PCスペックはIvy i5 3.2Ghz 　メモリ8G 　GPU GTX660　HDD1Tです。

良い点
・コンプレッサーやイコライザーなどが使いやすく、プリセットも豊富なので何もわからなくても設定することができます。
・操作も直感的ですぐ元に戻せる仕様なので使いながら慣れていけます。
・ミックスやマスタリングに苦手意識があったが、わかりやすいので少し慣れるとある程度扱えるようになった。
・エフェクトも使いやすく、特にギターやベースに使えるVandal SEというエフェクトは出せる音も豊富で、プリセットを使いワンタッチでいろいろな音が選べるので良い。
・ループ素材の音質が全体的に高レベル。
・ソフトシンセが豊富で高音質なのでMIDIを扱うならループ素材の上限を気にせず曲作りができる。

悪い点
・上の方にキーの高さなどが表示されるがウインドウサイズを変えた時に残像のように前のサイズのまま残ってしまうことがある。
・ループ素材を置くと位置が縦にずれるので置きなおさなければならないことがある。
・元々入っているループ素材がダンスやヒップホップ、テクノなどが多めなので作りたいジャンルによってはすぐに音が足りなくなる。
・ループ素材の数え方が、同じ音でも音程が違えば1つとカウントしているのでACIDなどに比べるとかなり少なく思える。
・テンポを変えるとイメージが変わってしまうので自分が作りたい曲のテンポとループ素材のテンポが一致しないとすぐに行き詰る。