スキルアップドリル―小学生バレーの指導者を目指す人の「必携バイブル」 (日本文化出版ムック) の感想

指導方法には「これだ！」って言うのはありません。
100人指導者が居れば、100通りの指導方法が有ります。

この本に紹介されている指導方法を参考に自分なりにアレンジしてみては如何でしょうか。

全国小学生バレーボール指導者講習会の場で販売されており、このテキストにそって出版された工藤先生本人が話をしてくれます。

講習会、第何次までやるのかな？(^_^;)

中学バレー部の顧問をしているが、小学生だけでなく初心者の中学生にとっても、ためになるドリルが多数掲載されている。特に夏休みの時期は中学1年生は基本を学ばせる時期なのだが、この時期にとても役に立つと思う。
バレーボールの技術は習得するまでに時間がかかり、反復練習を繰り返していると飽きてしまうことがあるが、本書の練習メニューはオーバーパス一つ取っても、あらゆる角度からのドリルが網羅されており、飽きることなく技術がマスターできると思う。
まだ、理論もしっかりしており、「手首の６つのバネの使い方」や「スパイクの３つのスウィング」など、どれも解りやすく、指導していく上で参考になることばかりである。著者の工藤先生の経験が全て詰まっている一冊だと思う。こういう本を出版してくださった先生と出版社に感謝したい。