フォトグラファーが教える オリンパス「OM-D E-M5」撮影スタイルBOOK (Books for Art and Photography) の感想
参照データ
タイトル | フォトグラファーが教える オリンパス「OM-D E-M5」撮影スタイルBOOK (Books for Art and Photography) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 佐々木 啓太 |
販売元 | 技術評論社 |
JANコード | 9784774152318 |
カテゴリ | ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 写真 » 写真技術 |
購入者の感想
今春以降、OM-Dと名の付くガイドブックが出る度に手に取り、あるいは購入してきました。
そして、スペック解説やメーカーインタビューを並べただけの内容にいつも裏切られてきました。
ようやく待ち望んでいた一冊が現れたという感じです。
OM-Dは機能過多と言えるくらい、いろんなことが可能になったカメラです。
設定次第でどんな使い方もできる。
その分、「すべての機能を把握する」→「自分なりの設定を見つける」ステップは、楽しみであると同時に、
「自分はOM-Dの持ち味のすべてを分かったうえで使いこなせてはいない」現実に直面し、ストレスを感じるのです。
それが「自分の表現(その手段としての撮影)スタイル」が定まっていないが故のことだと理解しつつも、
コンデジからミラーレスにステップアップして写真の楽しさを覚え、
本機が一眼の2台目、3台目というアマチュアの私には、撮影スタイルありきで機能にアプローチするのは「分かっちゃいるけれど」の世界なのです。
そんな私にとって、明快な表現スタイルを持った著者による本書の記述は、その一つ一つが、目から鱗!でした。
自身のカメラの設定を惜しみなく公開し、使ってみての印象・実感を語る。もちろん、普遍的な撮影のアドバイスも盛り込まれている。
機能をまんべんなく追いかけた網羅的な体裁ではあるけれど、「私はこういう写真を撮りたいのでこう設定している」といった軸が明快に示されています。
クルマに例えれば、ドライブの楽しさが分かった人間に、
レーサーが自分と同じ車種を使って、「僕はこう乗っている」と解説をしてくれているようなものです。
ドアミラーの設定角度、2速発進を選択するケース、レーンチェンジのタイミングなどなど…。
「形(かた)から入る」という言葉がありますね。
見よう見まねで自分もやってみれば、その特性やら面白さが分かる。
1つの「型」を学べば、そこで初めて自分なりの好みが分かってくる。その型の1つを本書は教えてくれます。
そして、スペック解説やメーカーインタビューを並べただけの内容にいつも裏切られてきました。
ようやく待ち望んでいた一冊が現れたという感じです。
OM-Dは機能過多と言えるくらい、いろんなことが可能になったカメラです。
設定次第でどんな使い方もできる。
その分、「すべての機能を把握する」→「自分なりの設定を見つける」ステップは、楽しみであると同時に、
「自分はOM-Dの持ち味のすべてを分かったうえで使いこなせてはいない」現実に直面し、ストレスを感じるのです。
それが「自分の表現(その手段としての撮影)スタイル」が定まっていないが故のことだと理解しつつも、
コンデジからミラーレスにステップアップして写真の楽しさを覚え、
本機が一眼の2台目、3台目というアマチュアの私には、撮影スタイルありきで機能にアプローチするのは「分かっちゃいるけれど」の世界なのです。
そんな私にとって、明快な表現スタイルを持った著者による本書の記述は、その一つ一つが、目から鱗!でした。
自身のカメラの設定を惜しみなく公開し、使ってみての印象・実感を語る。もちろん、普遍的な撮影のアドバイスも盛り込まれている。
機能をまんべんなく追いかけた網羅的な体裁ではあるけれど、「私はこういう写真を撮りたいのでこう設定している」といった軸が明快に示されています。
クルマに例えれば、ドライブの楽しさが分かった人間に、
レーサーが自分と同じ車種を使って、「僕はこう乗っている」と解説をしてくれているようなものです。
ドアミラーの設定角度、2速発進を選択するケース、レーンチェンジのタイミングなどなど…。
「形(かた)から入る」という言葉がありますね。
見よう見まねで自分もやってみれば、その特性やら面白さが分かる。
1つの「型」を学べば、そこで初めて自分なりの好みが分かってくる。その型の1つを本書は教えてくれます。