1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする の感想
参照データ
タイトル | 1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 西内 啓 |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822273804 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » マーケティング・セールス » マーケティング・セールス 全般 |
購入者の感想
前著が人気だったので、気になって読んでみた。
が、内容が薄いとかいう以前に、そもそも分析として間違っていると思える箇所が散見される。
分析は、やることが目的ではない。分析結果を活かし、効果があるアクションへ結びつけることが大事なのである。
要は、行き当たりばったりでアクションして「効果がなかった」ではなく、「予想どおり効果があった」と、「結果」の確度を高めるために分析するのではないか。
例えばこの本では、回帰分析でその多くのページがさかれているが、その回帰式の精度(使ってよい式かどうか)について触れられていない。にもかかわらず、式の係数を活用してしまっている。
分析における基本的なデータ加工の流れを学習するにはよい本だろうが、分析手法については他の本をみたほうがいい。
統計解析の基礎をしっかり学んだ人には、その知識を試すという反面教師的な活用ができるかもしれない。
著者の活躍ぶりをみると、その影響力の大きさが感じられる。この本を見て参考にして実践する人がそれなりに多いのではないだろうか。
誤った分析手法への理解で、おかしな分析結果が、ビジネスの現場に溢れることを危惧する。
が、内容が薄いとかいう以前に、そもそも分析として間違っていると思える箇所が散見される。
分析は、やることが目的ではない。分析結果を活かし、効果があるアクションへ結びつけることが大事なのである。
要は、行き当たりばったりでアクションして「効果がなかった」ではなく、「予想どおり効果があった」と、「結果」の確度を高めるために分析するのではないか。
例えばこの本では、回帰分析でその多くのページがさかれているが、その回帰式の精度(使ってよい式かどうか)について触れられていない。にもかかわらず、式の係数を活用してしまっている。
分析における基本的なデータ加工の流れを学習するにはよい本だろうが、分析手法については他の本をみたほうがいい。
統計解析の基礎をしっかり学んだ人には、その知識を試すという反面教師的な活用ができるかもしれない。
著者の活躍ぶりをみると、その影響力の大きさが感じられる。この本を見て参考にして実践する人がそれなりに多いのではないだろうか。
誤った分析手法への理解で、おかしな分析結果が、ビジネスの現場に溢れることを危惧する。
初心者向けのビジネス統計解析の入門として良いかと思い、
サンプルデータをダウンロードして練習できると書いてあったので、本を購入。
確かに嘘はなかった。
でもサンプルを入手する段階で
「※データダウンロードには、日経BPパスポートへの会員登録が必要になります。
※データダウンロードされた方の情報は、エクセルなどの情報提供のため
日本マイクロソフトに第三者提供いたします。」
とあってげんなり。
日経BPパスポートへの会員登録には住所、氏名、電話番号、勤務先の詳細など、
様々な情報を提供しなければならず、それが出版社だけでなく、マイクロソフトにまで渡されると思うと・・・。
本を買った読者のことよりもマイクロソフトと組んでの顧客(マーケティング)情報の採取を優先した企業理念にがっかりしました。
「まずは最低限「データを分析して何かしらの発見に出会う」という体験をして頂きたい。」
という著者の提案自体はすばらしいだけに、残念。
サンプルデータをダウンロードして練習できると書いてあったので、本を購入。
確かに嘘はなかった。
でもサンプルを入手する段階で
「※データダウンロードには、日経BPパスポートへの会員登録が必要になります。
※データダウンロードされた方の情報は、エクセルなどの情報提供のため
日本マイクロソフトに第三者提供いたします。」
とあってげんなり。
日経BPパスポートへの会員登録には住所、氏名、電話番号、勤務先の詳細など、
様々な情報を提供しなければならず、それが出版社だけでなく、マイクロソフトにまで渡されると思うと・・・。
本を買った読者のことよりもマイクロソフトと組んでの顧客(マーケティング)情報の採取を優先した企業理念にがっかりしました。
「まずは最低限「データを分析して何かしらの発見に出会う」という体験をして頂きたい。」
という著者の提案自体はすばらしいだけに、残念。