新装版 メダロット イッキ編(2) (KCデラックス ) の感想

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参照データ

タイトル新装版 メダロット イッキ編(2) (KCデラックス )
発売日2014-12-22
製作者ほるまりん
販売元講談社
JANコード9784063771077
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ゲームのストーリーを意識していたヒカル編に比べ、ゲーム・アニメのストーリーから完全に脱却し
ほるまりん先生の特色が色濃く反映されているイッキ編。
ヒカルのメタビーと比較されるコンプレックス。メダフォースの発動。そしてラストとの邂逅。
今回はイッキの成長がお預けされている分、メタビーがフォーカスされる場面が多いです。
そしてヘベレケ博士からの問題提起。
メダロット博士にあえて都合の良い回答をさせることで、読者自身に考えることを促します。
大人になってから読むことで当時とは違う自分の答えを楽しむのも良し
勿論今の子供達にも自信を持ってお勧めできる一冊です。

ヘベレケ博士とメダロット博士(アキハバラ)の、メダロットへの想いの方向性の違いが、物語に大きな意味を持っている本巻ですが、非常に深い内容ですね。機械は機械のままであった方が良いのか、それとも自我をもっていた方が良いのか・・・。普段はヒカルと一緒にお気楽な雰囲気で行動しているメタビーも、本巻では色々と悩み、自分なりに答えを求めていますね。
今後、現実世界においても、AIが発達して行けば、いつか直面する問題だと思いますが、どちらが正解という訳でもないので、色々と考えさせられる内容です。

なお、ヘベレケ博士の物語が一段落した後に、FILE00’として『開発 メダロット研究秘話』がありますが、こちらは1976年のおはなしで、メダロット試作0号機~5号機が活躍します。・・・とは言っても、4号機と5号機以外は盗難にあって、敵側(トイレットペーパー泥棒)にまわります。

読めば読むほど、スルメのように味(作品としての面白さ)が出てくる本作品。3巻の発売は2015年2月23日なので、今から待ち遠しいです。

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