超訳　孫子の兵法 の感想

兵法の概略を通読するという目的で読むには良いんだと思います。しかしながら、兵法に書かれていることの例として挙げられている内容が何とも薄っぺらいという感想です。「私の知り合いでこういう例が有った」といった説明が有りますが、いかにも取って付けたような内容。真実かもしれませんが、ウソじゃないの？と思えてしまいます。その例は、本文で孫子が言いたいこととは違うんじゃないの？と思われる事例も多数。現代に当てはめると・・・と作者の苦労した部分だと思いますが、私には受入れられませんでした。他の感想で書かれてる「超訳の部分が読みにくい」という部分については７インチのタブレットでそれほど気になりませんでした。

内容はとても良いのですが、電子書籍だと相当見づらいです。
超訳の部分が画像として処理されているため、文字の大きさの変更ができないうえに、サイズも小さいため読むのに相当目を近づけなければなりません。
電子版の編集者はちゃんと確認をしたのでしょうか？
内容が良いだけに残念です。
KindlePWの方は注意してください。0