足型図でうまくなるダンス「ワルツ・クイックステップ」 (ダンスファンポケット001) の感想

この本は、足形を覚えるための本としては最適である。100人いれば100人がそう感じるはず。
では、表題のように「足形図でうまくなる？」というのは、本当だろうか？　これは賛否両論、意見が二つに分かれると思います。

必死に「足形を踏む」ことにより、お腹が前に出たり、背中が丸くなったり、下を向いたりして、叱られた経験は、多くの男性が持っているはず。
実際、両肘を真横に伸ばしたホールド（日本の社交ダンスのの基本中の基本）で足形を踏んだ場合、踏めば踏むほど、下手クソになって、変なクセがつく可能性が高い。

ところが、神元さん訳の「ビル＆ホビー・アービンのダンステクニック」の３９ページのホールドで、足形を忠実に踏んだ場合、話が違ってくる。
足形を踏めば踏むほど、姿勢がよくなる・・・・と思う（自分自身、強く実感している）
そして、神元さんの適切な説明が、それを助けているように感じる。

「ホールド」に対する、根本的な考え方の違いによって、「絶対お勧め」の本にもなるし、「買ってはいけないシリーズ」の本にもなりえる・・・・と思う。
あくまで、個人的な感想ですが。。。。