英検3級DAILY2週間集中ゼミCD付(改訂新版) (旺文社英検書) の感想

英検の問題集は色々出ていますが、これを選んだのは以下の2点
１、必要な単語や文法、会話文のまとめ方がよかった。
必要最低限の単語、ポジティブな意味の語、ネガティブな意味の語、という分類でくくってあるので
正確に覚えていなくてもなんとなく違う・・・という感覚がつかめたようです。
２、問題、回答が左右にあるレイアウトも使いよかった。
リスニングは内容が平易でも、質問形式に慣れていないと手間取ると思うので問題集で練習してよかったです。
最後の模擬テストで時間配分にも慣れて本番に臨めました。
うちの子は学校の宿題で手一杯。1日分が適量なので負担なく大切そうなところをピックアップして取り組みました。
本番では問題集に出ていた単語も出るし、長文も形式が似ていてラッキーでした。
今回はトライ・・・と思っていたのに高得点で合格して感謝です。

得意科目がなく成績が芳しくない中学生は思い切って、英語を集中的に勉強すべきである。理由は下記の通り。

・初めて学ぶ外国語なので（当初は）内容が簡単である
・習い始めたばかりなのでリカバリするのに時間がかからない
・高校〜大学受験のみならず、企業でも必須のためいつかは勉強しなければならなくなる

現在中二の次男はまさにその典型だった。春休みは宿題がないので同シリーズを使って集中的に勉強し、中二の春に英検4級（中学中級程度）に合格。夏休みは本書を使い中二の秋に英検3級（中学卒業程度）に合格したことで英語に対する絶対的な自信がつき、勉強のやり方の理解と意欲の増加が他の教科にも波及し、定期テストの順位はどんどん上がっていった。こうなるとゲーム感覚で楽しくなり、来年春の英検準2級に向けていまから準備をしているほど。

本書の一日分の内容は、「Point」でその日の概要を確認、「Check」で語彙、表現、文法を理解後に「Practice」で実践的な問題を解く、というかたちになっており段階的に進めることができる。

ただしタイトルを信じて二週間前から勉強を始めるのはさすがにリスキー。一巡目は10日目のレビューテスト後に結果確認日を追加し、実力完成模擬テストは飛ばして14日。二巡目は一日に二日分の内容を消化し、レビューテストと併せて7日。最後の仕上げに実力完成模擬テストを実施し、その結果確認や全体復習、予備日を考慮するとやはり、一ヶ月前からの着手が望ましい。テスト日から逆算してスケジューリングを。http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/ の過去問で最終確認できれば完璧。

一例として下記のステップを踏めば、中学生の間に高校中級程度の英検準2級までの取得が可能。
中一の冬：英検5級「英検5級DAILY2週間集中ゼミCD付