効果的プログラム開発技法 の感想
参照データ
タイトル | 効果的プログラム開発技法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 國友 義久 |
販売元 | 近代科学社 |
JANコード | 9784764903739 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » その他 |
購入者の感想
タイトルは「プログラム開発技法」ですが、
内容はシステム開発行程全般(要件定義〜テスト)について触れられています。
さすがに版を重ねているだけあって、内容が濃く纏まっています。
本書は基本的に「構造化設計+ウォーターフォールモデル」が主軸の構成ですが、
第5版では開発現場の現状に合わせて全面的改訂が行われたとのことです。
(アジャイル開発、オブジェクト指向の概念やUML、対話型システムの画面設計、、、)
とはいえ、本書の主軸であり旨味の部分は
構造化のパラダイム(構造化分析、構造化設計・複合設計)とDFD、ER図などの道具立てです。
ここには、数度の改訂を経ても淘汰されずに残った、プログラム開発の確固たる基礎が集約されています。
短納期前提、Webシステム全盛の現在だからこそ、SEは本書の内容を理解すべきだと思います。
私自身「構造化のパラダイムはオワコン」と思い込みながら
オブジェクト指向ばかり学習していたのですが、本書を読んだ時には目から鱗でした。
余談ですが、本書は情報処理技術者試験(基本情報、応用情報)の参考書としても役立ちます。
最近の現場ではまず聞かれない頻出用語についても詳しく言及されていますので……
(STS分割・因果グラフ・ウォークスルー・インスペクションなど)0
内容はシステム開発行程全般(要件定義〜テスト)について触れられています。
さすがに版を重ねているだけあって、内容が濃く纏まっています。
本書は基本的に「構造化設計+ウォーターフォールモデル」が主軸の構成ですが、
第5版では開発現場の現状に合わせて全面的改訂が行われたとのことです。
(アジャイル開発、オブジェクト指向の概念やUML、対話型システムの画面設計、、、)
とはいえ、本書の主軸であり旨味の部分は
構造化のパラダイム(構造化分析、構造化設計・複合設計)とDFD、ER図などの道具立てです。
ここには、数度の改訂を経ても淘汰されずに残った、プログラム開発の確固たる基礎が集約されています。
短納期前提、Webシステム全盛の現在だからこそ、SEは本書の内容を理解すべきだと思います。
私自身「構造化のパラダイムはオワコン」と思い込みながら
オブジェクト指向ばかり学習していたのですが、本書を読んだ時には目から鱗でした。
余談ですが、本書は情報処理技術者試験(基本情報、応用情報)の参考書としても役立ちます。
最近の現場ではまず聞かれない頻出用語についても詳しく言及されていますので……
(STS分割・因果グラフ・ウォークスルー・インスペクションなど)0