著作権判例百選 (別冊ジュリスト (No.157)) の感想

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ここにある判例と解説の全てを読んでやっと著作権法がわかってきたような感じがしました。実例にあたらないとわかりにくいからです。

ただし、本書が出版された2001年以降にも重要な判例がたくさんあり（特に映画の著作物については非常に重要な最高裁判例があり、本書に取り上げられている評釈も変更を迫られるものがあると思われる）、早く改訂して欲しいところです。もっとも、第2版から第3版の改訂までは7年もかかっており、改訂を待つのがいいか、本書を購入するのがいいかは悩ましいところです。