ウルフ・オブ・ウォールストリート ブルーレイ+DVDセット(初回限定DVD特典ディスク付き)(3枚組) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルウルフ・オブ・ウォールストリート ブルーレイ+DVDセット(初回限定DVD特典ディスク付き)(3枚組) [Blu-ray]
発売日2014-05-28
監督マーティン・スコセッシ
出演レオナルド・ディカプリオ
販売元パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
JANコード登録されていません
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ

購入者の感想

ちなみに、ストーリーの終盤にお話として出て来る『ロッキー青木』という人が逮捕されますが。
若者で音楽好きなら名前を1度でも聞いたことがある『スティーブ青木』(世界的有名なEDM系のDJ)と
90年代に人気を博したが、最近では全く名前を聞かなくなった『デヴォン青木』(元モデル)の本当の父親です。

それと、最後のシーンで『ジョーダンベルフォードです!』と紹介している司会者こそ
本当のジョーダンベルフォード(本人)ですwww

おそらく予備知識が0の人は、全く気づかないと思います。

この作品を観終えて
印象に残るのは
ドラッグとセックスです。

日本盤では
局部のボカシが多数(男女共に!)
ドラッグにいたっては
すでにアメリカでは解禁になっているのか?
と言うほど日常的な光景として描かれています。

鑑賞前、
スコセッシ監督が、バブル景気に浮かれる証券屋達を
痛烈に皮肉った作品だという印象がありましたが

最後まで観ると
この作品のテーマはそこではなく
人生のとらえ方というものは
人それぞれであり

人間社会の「規範」「道徳」を遵守しようとする者の存在と
それと対極に位置する
自我のおもむくまま己の価値観に従い邁進する者を
並列して描き

(私は、欲望を隠さず吐露するこの映画の登場人物に対し
嫌悪感を抱きますが・・・)

一体、どっちが
己の人生を生きたことになるのかという
「問いかけ」であると感じました。

「普通」であることを嫌う人種の存在を全否定するのではなく
一つの生き方として部分肯定しているようにも感じました。
(深読み過ぎるかもしれませんが)

金も人脈も無くウォール街にやってきた男。
その目は観察力に優れ、その耳は人の話をよく聞いた。
そしてその鼻は誰よりも利いた。
一気にのし上がり証券業界の寵児となった男、
実在する株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回顧録の映画化。
主演はレオナルド・ディカプリオ、近年どこか同じ臭いのする役を演じている。

群れを率いる時は狼、金に群がる時はハイエナ、
正気なのか狂っているのか分からなくなる瞬間がある、この男は大丈夫だろうか ?
酒と女と薬が登場しない時はない、狂喜乱舞の人生が続く。
素人集団を率いて始めた、桁外れのマネーゲーム、一歩も引かないパワーゲーム、
この男は何処に向かって走るのか ?

株取引きの知識も経験もない素人を、どんな魔法で変え、導いて行ったのか・・・
異彩を放つジョーダンのカリスマ性とセールストークは本物、そこだけは否定し難い。
とどまることを知らないマネーゲームに没頭し、法律やモラルもゲームのコマになって行く。
才能なのか狂気なのか ?

紙切れが金に変わり、金が紙屑に変わる。
破天荒な男の人生と、彼による奇想天外なカネのマジックショーに、
『ただ茫然と佇み平凡な人生に安堵する』
そんな感覚を持って見た作品でした。
彼の人生がこんなにも破滅型ではなかったら、もっと心穏やかに見ることが出来たと思う。

男なら一度は夢見るサクセスストーリーを体現した話。

不思議な物で、それらを手に入れる過程も面白いが、転落していく姿も目が離せない。
詐欺師と言うのは何でこんなに魅力的なのだろう。
我々は潜在的に何かの奴隷なんだろう。取り上げることも好きだが、取り上げられることも好きなのだ。

詐欺まがいの強引な証券勧誘(本作ではペニー株とIPOがメイン)を行い、華麗に資産を築き、それらを失っていく様はとてもスリリングに満ちた物だった。
本作は意味深長な伏線もなければ、家族愛をひたすら押し付けるような愛の話でもない。カネ、クスリ、オンナが飛び交う。成功者はこうであって欲しいという、舞台裏の悪い一面をクローズアップしたものであると思う。
倫理的には悪いことなのだろう。だが、すかっとしたカネの亡者たちはいっそ羨ましい。
カネの亡者たちが奈落の底に落ちていくのも、清清しい。

しかし、ディカプリオ節は凄い。やっぱり華がある。正直言えば、ウォールストリート成功譚は映画のテーマとしてそんなに物珍しい作品じゃない。大体が、詐欺まがいの証券売買か、M&Aか、犯罪計画か、ラッキーパンチで経済的成功を収める話だ。本作もそこからもれるわけじゃない。
ロミオアンドジュリエットの美しい若者が、タイタニックで成長し、グレートギャッツビーで大成し、ウルフオブウォールストリートで腐る。
ディカプリオの演技はどこかコミカルでシリアスでパワフルだ。他の役者でこれほどの作品に仕上げることは出来なかったんじゃないだろうか。

実際、フィクションかノンフィクションか何てどうでも良い。
面白かった。お勧めです。

カジノやグッド・フェローズの雰囲気が戻ってきました。

デカプリオとの共演作では一番好きです。

私はディーリングルームの住人であるが、
金融マーケットに関わる人間のみんながみんな
こんな生活をしているわけが無い!

金融マーケットに日々関わるということは、
24時間価格が上下する緊張感に身を置くということであり
こんなヤク漬けの連中が、簡単にカネを稼げるわけが無い。

ということで、これは要は詐欺師のハナシである。
金融マーケットの素人や、脇の甘いプロたちに
ゴミを売ってカネを稼ぐ。だから良心の呵責から
どこかでそのバランスをとるために乱痴気騒ぎに興じる。

彼らがふとした拍子に見せる、怯えきった表情が
すばらしくリアルである。0

内容は僕の目から見たらふざけたもの。そして少し長く感じる。中盤のデカプリオの演技は爆笑できる。監督はコントをしたかったのかと思ったほどだ。僕が何より感動したのが、70のジジイが、こんなにパワーのある作品を撮ったことだ。勇気づけられる。0

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