バクマン。 モノクロ版 16 (ジャンプコミックスDIGITAL) の感想

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参照データ

タイトルバクマン。 モノクロ版 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)
発売日2012-10-12
製作者大場 つぐみ
販売元集英社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

「本当にジャンプらしいマンガとは?」という大場つぐみの思考実験場の様相を呈しております。
う〜ん凄い。
このマンガ、いわゆる王道的な身体を使った闘いはあまり無い。
けれど登場人物達が主張を戦わせ、状況が紛糾した後、新たな展開を迎える…というセオリーがある。
戦場はジャンプに固定されているのに、敵も取り組む問題の視点も、毎回変わってゆく所が面白い!
ブレイクスルーを経て成長・発展してゆくキャラクター達と少年ジャンプ(!)。
自分たちと同じ次元にある物の話だから、余計に興奮するんでしょうね。
Amazonのレビューを見る限りでも、作中の議論に自分たちも参加しているが如きライブ感を持っている方が、多々いらっしゃるように感じます。
それも作品の力かなと。
次巻も楽しみです。

もうひとつ気になっているもの。
岩瀬さんのエピソードは毎回なんとなく後味がザラザラする。
他の登場人物がごくマンガ的でキッパリしているのに対し、彼女は曖昧な立ち位置と感情をキープしている。
生身の人間ぽいと言うのか。
この噛み切れなさ、歯の間に挟まったモノ的感触、胃もたれ感は、現実の人間関係の感触に似ている。
彼女の存在も何かの伏線だとすると、凄い爆弾が控えていそうでドキドキする。0

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