KIMURA vol.0 ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~ の感想
参照データ
タイトル | KIMURA vol.0 ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 増田 俊也 |
販売元 | 双葉社 |
JANコード | 9784575305814 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
漫画化をとても期待して待っていた甲斐があった。先ず牛島熊辰やジャイアント馬場の描写。原作で想像していた牛島氏の所作や佇まいなどがイメージ通りで、声色まで想像出来る。馬場と三原氏、岩釣氏の社長室でのシーンは、常に馬場をアオリで描き対峙する二人は常に見上げる視線。計算されたアングルで馬場の大きさやぞんざいな雰囲気を表現。顔が似てるのはもはや原田氏の名人芸で、それに加えてこの描写力で、木村政彦氏の生い立ちから、原作者増田氏とのタッグでどう展開して行くのか。最近の漫画では決して見られない、梶原一騎原作の空手バカ一代などの骨太な大河の傑作になる予感にワクワクしてます。ぜひ、原作通り木村氏の最期まで続けて欲しい。