不器用太陽 (CD+DVD) (Type-B) (初回生産限定盤) の感想

アマゾン限定で付く写真目当てで購入。
数に限りがあったのか、付いてこず、残念。

　最初に聞いて先ず、「ああ、好きだ」と感じた。先行きがどうなるかも分からず専用劇場も持たなかったSKE48を、今年の総選挙で「48グループ第一党」にまで導いた立役者　松井玲奈の最後の花道を飾るのにふさわしい名曲だ。
　「生きるとは走る事」、「希望は体力」といった飾り気のない歌詞がまっすぐに胸の奥に届く。そして最近の楽曲にありがちな、いわゆる「Aメロ、Bメロ」の転調が木に竹を接いだような違和感もない。一曲を通して歌詞を噛み締めつつリズムに身をゆだねて、希望に満ちた歌の世界に浸る事が出来る。
　きっとこの曲は今後、卒業メンバーを送る講演・コンサートの定番になるだろう。でもそれだけでなく、災害の多い日本の事、被災地支援のコンサート等があったらぜひ歌って欲しい名曲だ。個人的には「風は吹いている」や「誰かのために」より、次に向かって、前に向かって走り出す勇気を奮い立たせる曲だと思う。
　MVも丁寧な編集で興味深く見られた。Type-Aの7期生にもいたが、特に11歳のメンバーが印象的だった。慣れない化粧をして一所懸命作る笑顔がいじらしい。その姿はアイドルと言うより「お子ちゃま」だ。でも11歳の小学生とはこれで当たり前だろう。
　そう考えると、SKE加入わずか2か月でAKBの「絶対的エース」前田敦子と堂々とWセンターを務めた松井珠理奈のすごさに改めて感じ入る。最近はやれ「1000年に１人」、「いや2000年に１人のアイドル」と大げさでリアリティのないキャッチフレーズが目立つが、珠理奈はどう控えめに表現しても「10年に1人」以上の逸材であるに違いない。でもそんなしっかりした彼女だからこそ、MVでは波打ち際で背を丸めて泣いているシーン、泣き疲れた子供の様に玲奈に体を預けて眠っているシーンが余計に痛々しかった。玲奈が卒業した今、運営サイドや他のメンバーは珠理奈に過度の責任がかからないように支えて欲しいと心から願う。頑張れ松井珠理奈！

最後に松井玲奈さん。清楚で色白で、しっかりとした存在感のあるあなたは、決して花束の添え物に使うカスミ草などではない、凛として美しい大輪の白百合のようなアイドルでした。
今までたくさんの感動をありがとう！これからもずっと応援させて下さい。

表題曲はとてもいいです。
特典ＤＶＤはZeep Nambaでの前ＫII
最後のライブ模様がガッツリ見れてお得でした。

サヨナラ昨日の自分は曲もMVも素晴らしい出来です。高柳明音さんの表情の作り方が上手いですね。
古川愛李さんはとても綺麗で大人の女性らしさを感じました。
K2メンバーの魅力がつまったMVは見る価値ありです。