図解・わかる電子回路―基礎からDOS/V活用まで (ブルーバックス) の感想
参照データ
タイトル | 図解・わかる電子回路―基礎からDOS/V活用まで (ブルーバックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 加藤 肇 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062570848 |
カテゴリ | 科学・テクノロジー » 工学 » 電気工学 » 電子回路 |
購入者の感想
電子回路の基礎知識を網羅した、辞書みたいな本です。この値段でここまで内容が充実した本はこれだけだと思うくらいにはコスパがいいです。
大学の先生が書く電子回路の教科書は、理論的過ぎて
具体性に乏しいものが多く、一方で電子工作に特化した書物は
理論的な裏づけが希薄(というかいい加減)なものが多いのですが、
本書はその両方を埋めるものとして、稀有な書物ではないか
と思います。
プロの電気電子工学の教師(実は私もそうなんですが)は、
本書のシリーズ名を見て、中身を見ずに切り捨ててしまう
可能性も高いと思うのですが、実学志向の大学教員の手になる
本書には、大いに学ぶべきところが有ると思います。
難点を言えば、書かれてから少々時間がたっており、
この本に掲載されているプログラムをそのまま走らせられる
パソコンも見つけにくくなっていたり、製造中止の部品が
使われていたりするので、そろそろ改訂の必要な時期かな、
というところでしょうか。
具体性に乏しいものが多く、一方で電子工作に特化した書物は
理論的な裏づけが希薄(というかいい加減)なものが多いのですが、
本書はその両方を埋めるものとして、稀有な書物ではないか
と思います。
プロの電気電子工学の教師(実は私もそうなんですが)は、
本書のシリーズ名を見て、中身を見ずに切り捨ててしまう
可能性も高いと思うのですが、実学志向の大学教員の手になる
本書には、大いに学ぶべきところが有ると思います。
難点を言えば、書かれてから少々時間がたっており、
この本に掲載されているプログラムをそのまま走らせられる
パソコンも見つけにくくなっていたり、製造中止の部品が
使われていたりするので、そろそろ改訂の必要な時期かな、
というところでしょうか。