西遊記〈9〉妖の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ 9) の感想
参照データ
タイトル | 西遊記〈9〉妖の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ 9) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 斉藤 洋 |
販売元 | 理論社 |
JANコード | 9784652011669 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 古典 » 中国の古典 |
購入者の感想
女人国で「妖の巻」というタイトルがぴったりな騒動が起こる9巻でした。以前はそんなことはなかったのですが、前の巻ぐらいから始まりこの巻でも、子供でも気づくような誤りがいくつかあります。理論社の倒産の影響で編集も作者も注意が散漫になっていたんでしょうか。とはいえそれはほんのちょっとした問題で、大変面白いシリーズであることには変わりなく、子供たちは女人国の不思議な事件を大変楽しんでいました。うちの子供は「女たらし」や「食い意地がはっている」ということがどういうことかをこの猪八戒で、その対極の潔癖な人間というのがどういうものかを三蔵法師で、人生初めて学んだではないかと思います。キャラがはっきりしてるからいいんですね。