新版 誰も知らないインド料理: おいしい やさしい ヘルシー (知恵の森文庫 t わ 2-1) の感想
参照データ
タイトル | 新版 誰も知らないインド料理: おいしい やさしい ヘルシー (知恵の森文庫 t わ 2-1) |
発売日 | 2012-08-08 |
製作者 | 渡辺玲 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334786113 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » クッキング・レシピ » エスニック・アジアン |
購入者の感想
レシピについては、出版されている本格カレー本の中でもベストの一つだと思います。特に南インドのカレーのレシピは類書にも少ないのでは? スパイスさえ揃えれば、本の指示通りに作って素晴らしくおいしいカレーができます。が、逆に言えば一般のスーパーなどでは手に入りにくいスパイスも必要だということ。例えば、カレーリーフ、カスリメティ、ヒング、タマリンド、マスタードシードなどなど。私自身は、青唐辛子ですら当初は季節外れの入手には手こずりました。なければ省略、というものもありますが、省略を重ねて完成度がどの程度キープできるかは疑問。帯には「入門書」とありましたが、ある程度インドカレーの作り方に馴染んだ人の、入門向けです。そういう方にとってはスキルのステップアップ間違いなし! 私も自分で作っていながらそのおいしさにビックリしました。
ところで本の作りについてですが、ページ番号がページの内側(本のとじ目側)に打たれていて、とても使いにくかったです。再版時にはどうかご一考を。
ところで本の作りについてですが、ページ番号がページの内側(本のとじ目側)に打たれていて、とても使いにくかったです。再版時にはどうかご一考を。
昨年チェンナイに旅行に行き、とても気に入った南インド料理。
自宅でも作ってみようと考え、洋書2冊(DAKSHINとCooking at home with PEDATHA)と一緒に本書を購入してみた。
ラッサムなど共通するレシピを作り比べてみたところ、本書のレシピが一番口にあった。
材料の入手から、南インド料理の思想、調理の細かなノウハウまで、痒いところに手が届く考え抜かれた構成には関心せざるを得ない。書いてある手順通りに調理を進めれば、私のような料理初心者でも、写真通りのうまい南インド料理が失敗なく作れるのだ。
前述の洋書2冊は写真はきれいだし雰囲気はあるんだけど、私の腕が悪いのか、英語の読解力が低いのか、レシピ通り作っても写真とはほど遠いものが出来上がったりする。そのため、もっぱら日本で手に入りにくい素材の解説を読んで想像をふくらませたり、ぱらぱらめくりながら酒を飲むために使うだけにした。
それに対して本書は、いつも料理をしながら濡れた手であっちをめくったりこっちをめくったりしているので、もうゴワゴワのボロボロ。
かっこいい、きれいな本を本棚に飾っておきたい人にはおすすめできないかもしれない。
自宅でも作ってみようと考え、洋書2冊(DAKSHINとCooking at home with PEDATHA)と一緒に本書を購入してみた。
ラッサムなど共通するレシピを作り比べてみたところ、本書のレシピが一番口にあった。
材料の入手から、南インド料理の思想、調理の細かなノウハウまで、痒いところに手が届く考え抜かれた構成には関心せざるを得ない。書いてある手順通りに調理を進めれば、私のような料理初心者でも、写真通りのうまい南インド料理が失敗なく作れるのだ。
前述の洋書2冊は写真はきれいだし雰囲気はあるんだけど、私の腕が悪いのか、英語の読解力が低いのか、レシピ通り作っても写真とはほど遠いものが出来上がったりする。そのため、もっぱら日本で手に入りにくい素材の解説を読んで想像をふくらませたり、ぱらぱらめくりながら酒を飲むために使うだけにした。
それに対して本書は、いつも料理をしながら濡れた手であっちをめくったりこっちをめくったりしているので、もうゴワゴワのボロボロ。
かっこいい、きれいな本を本棚に飾っておきたい人にはおすすめできないかもしれない。