ジェイン・オースティンの後悔 [DVD] の感想

アン・ハサウェイ主演の映画「ジェイン・オースティン」の続編として見ると、理解しやすいし、面白いかもしれない。
主役の女優が最初に画面に登場するシーンでは、一見、アン・ハサウェイに似せたメークを行っており、制作年度から見ても、この映画の翌年に制作されており、続編として、十分意識して制作されたと推測できます。
もちろん、オースティンの原作、自叙伝、回顧録があるわけでなく、伝記、手紙、などを基に、オースティン晩年の心境を推測して脚本が作られたドラマであるが、不自然さがなく、良くできたドラマだとおもいます。
結婚しなかったことを後悔して、一人泣き崩れる場面があったり、姉に、結婚しなかった事で自由（小説を書く）があって幸せだったと告げるシーンがあったり、オースティン本人はどんな心境で、この世を去ったのか、見る者の想像にゆだねられております。
映画のジェイン・オースティンを☆５とすると、本作は、☆４となります。