Silver & Gold の感想
参照データ
タイトル | Silver & Gold |
発売日 | 2000-04-24 |
アーティスト | Neil Young |
販売元 | Reprise / Wea |
JANコード | 0766481223740 |
Disc 1 : | Good To See You Silver & Gold Daddy Went Walkin' Buffalo Springfield Again The Great Divide Horseshoe Man Red Sun Distant Camera Razor Love Without Rings |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
Silver & Gold とは
なんのギミックも飾りもないシンプルな歌。アコースティック・ギターやハーモニカなどをバックに、淡々とつづられるだけなのに、静かにしみじみと心の奥に染みわたっていく。70年代の名作『ハーヴェスト』、そして『ハーヴェスト・ムーン』に続くアコースティック3部作のラストを飾るアルバム。<7>はエミルー・ハリスや、リンダ・ロンシュタットがバック・ヴォーカルを務める。やさしさと懐かしさが交錯する曲たちに胸が思わず熱くなる。(柊 ゆう)
購入者の感想
アコースティック・ニールの傑作と言えば、ハーヴェスト、ハーヴェスト・ムーン、プレイリー・ウィンドの3部作を挙げる人が多いが、同系統のMTVアンプラグドとともに、カムズ・ア・タイムと本作を忘れてはいけない。上記3部作が気にいっている人なら本作も好きになるはずだ。同名のDVDは本作から7曲を採り上げ、コンサート全体では9曲演奏していたそうだが、DVDを視聴した人ならわかるように、99年のそのツァーは彼の完全なソロ・ツァー。DVDでは彼の楽器選びやハーモニカの手入れが頻繁に映され、かつ演奏自体も単調になり気味で、いま一つ魅力に欠けていた。しかしこのCDでは、ベン・キース、ジム・ケルトナー、スプーナー・オールダム等のサポートを得ており(最後の曲だけはニールのアコギの弾き語り)、さすがに素朴だが厚みがあって聴き飽きることのない演奏に仕上がっている。(7)にはバック・ヴォーカルとしてリンダ・ロンシュタットとエミルー・ハリスが加わる。このような演奏の素晴らしさもさることながら、難しくない言葉で、愛、家族、人生、友、そしてバッファロー・スプリング・フィールド時代をいつくしむ歌詞が素晴らしい。本作は1人でも多くの人に耳を傾けてもらいたい名盤である。
結局ニールヤングの凄さ、誰も凌駕できないミュージシャンとしての資質を、こんなにも素朴な楽曲で体感させられます。
奇をてらわない素直なニールファンは絶対的に評価するでしょうし、若いニール未経験者にも是非聞いてもらいたい作品。
ストレスとは無縁の穏やかさに包まれます。“ディスタンスカメラ”は名曲。
奇をてらわない素直なニールファンは絶対的に評価するでしょうし、若いニール未経験者にも是非聞いてもらいたい作品。
ストレスとは無縁の穏やかさに包まれます。“ディスタンスカメラ”は名曲。