しばおっちゃん の感想

うちでも柴犬飼ってるせいか、愛着感じました。絵もコミカルでかわいいです。
柴犬キャラも人間みたいでちょっとオマヌケなところも味がある。
ねこまきさんの「まめねこ」シリーズからハマってます。
どちらかというと「まめねこ」の豆之介みたいに飼ってる人にもわかるな~、って感じが好みなのと
あまりにもお父さん的悲哀が漂い過ぎて切なくなったので今回は星３つとしました。
だけど、しばおっちゃんが実際にいたら楽しそうですね。
私なら毛嫌いせずに抱きしめる！(笑)

夫婦揃ってねこまきさんのファンで、漫画は出るたびに予約購入しています。
千八十円はちょっと高いな、と毎回思うのですが、実際に本が手元に届くと厚さ（二百七ページ）と絵の可愛さに、値段などどうでも良くなってしまいます。ねこまきさんの漫画は私たちにはそれぐらい価値のある本です＾＾
もっぱら猫が主役だったねこまきさん漫画に、ついに柴犬！　表紙から可愛くてニヤニヤしてしまいます。
内容も、柴犬になったお父さんたちの、家での立場、会社での立場をコミカルに描いています。父としてのしばおっちゃん、夫としてのしばおっちゃん、男としてのしばおっちゃん、どれも微笑ましいです。
妻と二人の娘の、しばおっちゃんへの態度が自分の昔を見ているようで胸が痛いです（苦笑）読み終えた後、今更ながらちょっとお父さんに優しくしようかな、と思える一冊です。

「結婚から約二年ほどで男性は柴犬になってしまう」という、
まーーーーったく意味の分からない、
ともすれば理不尽すぎる世界観（笑）。

集団で電車に揺られるおっちゃんたちの姿に癒され、
ハイパークールビズに翻弄される姿に癒され、
安酒を犬飲みする姿に癒され、
シッポを丸めて謝る姿に癒され、
たまにキバをむく姿に癒され……
とにかく全ページ！全ページにわたって細かく丹念に
得体が知れないけどチャーミングな“しばおっちゃん“たちに癒されます！

柴犬好きもそうでない方もぜひ！
猫派の私もすっかり“しばおっちゃん”に夢中です。
ああ、たとえ中身はおっさんでも、獣臭くてもこんな世界で暮らしてみたい…。
ねこまきさんの発想力に脱帽です