スティッフ・アッパー・リップ の感想

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参照データ

タイトルスティッフ・アッパー・リップ
発売日2008-10-22
アーティストAC/DC
販売元ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
JANコード4547366041071
Disc 1 :スティッフ・アッパー・リップ
メルトダウン
ハウス・オブ・ジャズ
ホールド・ミー・バック
セーフ・イン・ニューヨーク・シティ
キャント・スタンド・スティル
キャント・ストップ・ロックンロール
サテライト・ブルース
ダムド
カム・アンド・ゲット・イット
オール・スクリュード・アップ
ギヴ・イット・アップ
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ロック

購入者の感想

AC/DCお得意リフ主体のロックンロールながらも、前作「BALLBRAKER」のブルースロック路線を踏襲した2000年発表のアルバム。
地味な仕上がりと侮るなかれ。こんなにノレてヘドバンできるブルースロックはなかなか無い。
ハードではないがツボを押さえたAC/DC史上最も「間」の使い方が上手いアルバムだと思っております。繰り返すリフの間、リフとボーカルの間、リフとドラムの間。攻めるところと抜くところ。この味わいにハマったら、ほらもう抜け出せない。このアルバムを聴きながらのドライブは最高。
過去の傑作アルバムを聴いてAC/DCのハードブギーが気に入ったならぜひこいつを。リフ中毒になりますよ!

’00年発売。全体を通して、初期には見られなかったAC/DCのブルースロックとでも言うべきサウンド作りとなっている。
前作「ボールブレイカー」から引き継いだ、後期AC/DCサウンドの完成型と考えてもらっていい。
初期の荒々しい勢いは影を潜めるが、重厚で腹の底までズンズン響くようなロックンロールもまた、彼らの追い求める形の一つ。
「地獄のハイウェイ」、「バック・イン・ブラック」を聞いてから本作を聞くと、人によっては違和感を覚えるだろう。
しかし、それも最初だけなので、心配することはない。
私も当初聞いたときは、何か物足りなさを感じ、しばらくは耳に慣れなかった。
しかし、それは今までのAC/DCサウンドに先入観を持ってしまったからこそ、生じた迷いだった。
よくよく考えてみれば、AC/DCというバンドは同じことを2度やらないのがポリシー。
本作のようなサウンドも、彼らが試したかったロックンロールなのであろう。
だからと言って、決して駄作ではないのでご安心を。

 ある意味、本作はAC/DCファンの中級者向けだが、後期AC/DCを語るに避けては通れない作品だと考える。

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ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから発売されたAC/DCのスティッフ・アッパー・リップ(JAN:4547366041071)の感想と評価
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