ピアノの森(1) の感想
参照データ
タイトル | ピアノの森(1) |
発売日 | 2012-09-28 |
製作者 | 一色まこと |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL |
購入者の感想
絵がとても丁寧で、特に子供の表情と心理描写がとても細やかだと思います。あくまでも大人の漫画なのでこどもさんにはどうか、と思う描写もないではないのですが、とても良い作品だと思います。
有名なピアニストを父に持つサラブレットとして生まれた小学生雨宮修平と、父親のいない小学生の一ノ瀬海(カイ)、の二人の成長を描いた話で、この2人の子供の表情描写が実にいい。25歳と非常に若いカイの母親とカイを見出す元天才ピアニストの教師もとてもよく描かれている。
この漫画は、背景に差別問題を含んでいるのではと思わせるものがありますが、それをあからさまに出すことなく、自然と展開していきます。特に、そのピアノ演奏のシーンはとても魅力的で素晴らしく(2aaさんの言う通り)、そこに筆者が本当に音楽を愛し、理解していることがベースにあるからと思います。
有名なピアニストを父に持つサラブレットとして生まれた小学生雨宮修平と、父親のいない小学生の一ノ瀬海(カイ)、の二人の成長を描いた話で、この2人の子供の表情描写が実にいい。25歳と非常に若いカイの母親とカイを見出す元天才ピアニストの教師もとてもよく描かれている。
この漫画は、背景に差別問題を含んでいるのではと思わせるものがありますが、それをあからさまに出すことなく、自然と展開していきます。特に、そのピアノ演奏のシーンはとても魅力的で素晴らしく(2aaさんの言う通り)、そこに筆者が本当に音楽を愛し、理解していることがベースにあるからと思います。