角交換四間飛車破り 必勝ガイド (マイナビ将棋BOOKS) の感想
参照データ
タイトル | 角交換四間飛車破り 必勝ガイド (マイナビ将棋BOOKS) |
発売日 | 2014-09-25 |
製作者 | 石田 直裕 |
販売元 | マイナビ |
JANコード | 9784839953218 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 将棋 |
購入者の感想
藤井さん考案の角交換四間飛車対策の「最新型」。
いかに優秀な「4七銀型」に組んで反撃するかを中心に書かれています。
一言でいうと良書だと思います。
長岡さんの「長岡研究ノート振り飛車編」でも、4七銀型がなぜ優秀か書かれています。
こちらも名著です。
石田さんの本はそこから研究を発展させた形で、振り飛車側からすると大変な変化がたくさん出てきます。
・居飛車側が2五歩型
・〃2六歩型
・振り飛車側が角交換を保留
・先手番の角交換四間飛車
さらに、7五歩と伸ばして石田流への組み替えも見せる先手番の角交換保留型も研究されています。
後段の実戦譜は、角交換四間飛車を得意とする門倉さんとの対戦もあって、読み応えがあります。
後手番で角交換四間飛車を指す私としては、居飛車が5六歩や3六歩を突いてくる形はやれそうな気がするのですが、
最もやっかいなのが、居飛車側の4六歩~4七銀型です。
総花的な所司さんの「早分かりシリーズ」と比べて、石田さんはこの形に絞ってあるので、
私には覚えやすいと感じました。
ボリュームがあるのでやむを得ないのですが、途中変化がやや長い時もあるので、
もう少し図解の助けがほしかったなという印象もあります。
居飛車側の対策本なのですが、
振り飛車側も端歩を突くタイミングを変えたり、筋違い角と端攻めを組み合わせたり、
「工夫すれば振り飛車の方がやれるのでは」と想像力をかき立てられる筋がたくさんありました。
振り飛車党が読んでも、十分楽しい内容だと思います。
いかに優秀な「4七銀型」に組んで反撃するかを中心に書かれています。
一言でいうと良書だと思います。
長岡さんの「長岡研究ノート振り飛車編」でも、4七銀型がなぜ優秀か書かれています。
こちらも名著です。
石田さんの本はそこから研究を発展させた形で、振り飛車側からすると大変な変化がたくさん出てきます。
・居飛車側が2五歩型
・〃2六歩型
・振り飛車側が角交換を保留
・先手番の角交換四間飛車
さらに、7五歩と伸ばして石田流への組み替えも見せる先手番の角交換保留型も研究されています。
後段の実戦譜は、角交換四間飛車を得意とする門倉さんとの対戦もあって、読み応えがあります。
後手番で角交換四間飛車を指す私としては、居飛車が5六歩や3六歩を突いてくる形はやれそうな気がするのですが、
最もやっかいなのが、居飛車側の4六歩~4七銀型です。
総花的な所司さんの「早分かりシリーズ」と比べて、石田さんはこの形に絞ってあるので、
私には覚えやすいと感じました。
ボリュームがあるのでやむを得ないのですが、途中変化がやや長い時もあるので、
もう少し図解の助けがほしかったなという印象もあります。
居飛車側の対策本なのですが、
振り飛車側も端歩を突くタイミングを変えたり、筋違い角と端攻めを組み合わせたり、
「工夫すれば振り飛車の方がやれるのでは」と想像力をかき立てられる筋がたくさんありました。
振り飛車党が読んでも、十分楽しい内容だと思います。