ナンシー関の顔面手帖 (角川文庫) の感想

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参照データ

タイトルナンシー関の顔面手帖 (角川文庫)
発売日販売日未定
製作者ナンシー関
販売元角川書店
JANコード9784041986011
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » な行の著者

購入者の感想

おそらく、ナンシー関の名を世に知らしめた最初の本。彼女、著作が増えるにつれて、「なんか嫌い」という視点から取り上げた有名人ネタが増える。しかしこの頃は、鉱脈を掘り当てたかのごとく、「実はこう見るのが正しい」という、主に彼女が気に入った有名人をいじっている。いじられた本人はたまったものじゃないだろうけど、読んでいる私たちは素直に笑ってしまう。
この本で彫られた中には、すでに物故者になってしまった人たちもたくさんいる。最後に自画像も彫ってあるが(亡くなった当初より太ってないのがミソ)、まさか彼女自身がこんなに早く物故者になるとは、思いもよらなかった。

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