星の王子さまのことば の感想

この愛らしい一冊は、私にとって大切な詩集のような本です。

不朽の名作『星の王子さま』を中心に、
その著者であるサン=テグジュペリの言葉を集めた詩集のような本。

サブタイトルの“しあわせを届ける１１７のヒント”は、
「１１７＝いいな」にかけているのでしょうか。
それはともかく…本書の構成は次のとおりです。

１.昔こどもだったおとなたちへ
２.仕事や人間関係で悩んだら
３.愛と絆について
４.人生の真理

サン=テグジュペリによる愛らしい『星の王子さま』のイラストと
作品中で語られる台詞を中心に、著者が執筆した
『闘う操縦士』、『城砦』、『人間の大地』、『母への手紙』、
『ある人質への手紙』、『南方郵便機』、『手帖』、『夜間飛行』、
『人生に意味を』、『青春の手紙』から、珠玉の名言が引用されています。

また、サン=テグジュペリの「人となり」、
小説『星の王子さま』についても、
エッセイ風に簡潔に紹介されています。

時折、本書をめくることで、「こころ」がとても癒されます。
「大切なものは目には見えない」
今日は、残された人生の最初の一日であることを意識して、
大切なことはなにかを忘れないために傍らに置いておきたい一冊。